LEARNING COLUMN

中学生の定期テスト勉強法|2週間前からの計画と教科別の進め方

勉強法

定期テストが近づいてから「何から手を付ければよいか分からない」と焦る中学生は少なくありません。学校のワーク、授業プリント、暗記、苦手問題の復習を全部しようとすると、かえって動けなくなることもあります。

定期テスト対策で大切なのは、長時間勉強することより、やることの順番を決めることです。この記事では、テスト2週間前から当日までの進め方と、5教科それぞれの勉強法を紹介します。

最初にテスト範囲と提出物を確認する

勉強を始める前に、各教科のテスト範囲、提出物、提出期限を一つの紙やノートにまとめます。範囲表がまだ配られていない場合は、授業で進んだページや前回のテスト後から学んだ単元を確認しましょう。

提出物は評価に関わることがあるだけでなく、テスト範囲を一通り復習する教材にもなります。ただし、提出直前に答えを写して終わらせるだけでは得点につながりにくいため、早めに一周目を進めることが重要です。

2週間前からの学習スケジュール

2週間前:学校ワークを一周して苦手を見つける

最初の一週間は、英語と数学を中心に学校ワークや授業プリントを一通り進めます。この段階で全問正解を目指す必要はありません。分からない問題には印を付け、解説を読んでも理解できない問題を区別します。

理科・社会も範囲を一度確認し、習っていない用語や説明できない内容に印を付けます。国語は漢字や文法など、範囲が決まっている知識問題から始めると進めやすくなります。

1週間前:間違えた問題を解き直す

一周目で間違えた問題だけをもう一度解きます。すべての問題を最初から繰り返すより、苦手な問題へ時間を使えます。

解き直しても分からない問題は、先生や詳しい人へ質問します。「どこまで分かって、どこから分からないか」を示せるように、途中式や考えた跡を残しておきましょう。

3日前:覚えた内容を何も見ずに確認する

教科書やノートを読むだけでは、覚えたつもりになりやすいものです。英単語を日本語だけ見て書く、理科・社会の用語を説明する、数学の公式を使って類題を解くなど、何も見ずに答える練習へ切り替えます。

前日:新しい問題より、間違えた問題を優先する

前日に新しい参考書へ手を広げると、不安が増えることがあります。これまで印を付けた問題、学校ワーク、授業で強調された内容を短時間で確認しましょう。睡眠時間を削りすぎると当日の集中力が下がるため、終える時間も決めます。

英語の定期テスト勉強法

英語は、単語・熟語、教科書本文、文法、リスニングの順に抜けを確認します。

  • 英単語は日本語から英語を書けるか確認する
  • 教科書本文は意味を理解して音読する
  • 文法は例文を覚えるだけでなく、語順を変えた問題も解く
  • 学校で扱ったリスニング教材があれば繰り返し聞く

本文を丸暗記するだけでは、少し形を変えた問題に対応できないことがあります。主語、動詞、時制などを確認しながら読むことが大切です。

数学の定期テスト勉強法

数学は、解説を読んで理解した問題を、自分の力でもう一度解けるかがポイントです。間違えた問題には、計算ミス、公式の勘違い、問題文の読み違いなど、原因を短く書き添えます。

途中式を省きすぎると、どこで間違えたか分かりにくくなります。テスト対策中は、答えだけでなく考え方が再現できる形で練習しましょう。応用問題に時間をかけすぎる場合は、まず基本問題を確実に得点できる状態へ整えます。

国語の定期テスト勉強法

漢字、語句、文法、古文の単語など、範囲が明確な知識問題を先に固めます。教科書の文章は、授業ノートやプリントと照らし合わせ、先生が説明した表現や登場人物の心情、段落の役割を確認します。

記述問題は模範解答を眺めるだけでなく、「誰が」「何を」「なぜ」の要素に分け、自分の言葉で一度書いてみましょう。

理科の定期テスト勉強法

理科は用語の暗記だけでなく、実験の目的・方法・結果・考察をセットで確認します。計算分野は公式を覚えた後、単位を意識して学校ワークの類題を解きます。

図やグラフが出る単元では、名称を見て答えるだけでなく、自分で簡単な図を書き、変化を説明できるか確認すると理解が深まります。

社会の定期テスト勉強法

社会は、用語を単独で覚えるより、原因と結果、場所と特徴、出来事の前後関係をつなげて覚えるほうが思い出しやすくなります。

歴史は年表、地理は地図、公民は制度同士の関係を使って整理します。一問一答で用語を確認した後、資料問題や記述問題にも取り組みましょう。

勉強時間は「教科」ではなく「内容」で決める

「今日は数学を1時間する」という計画では、何を終えればよいか曖昧です。「数学ワークの間違えた問題を5問解く」「英単語を30個テストする」のように、行動で決めると始めやすくなります。

集中が続きにくい場合は、15分から25分の短い学習と休憩を組み合わせても構いません。短くても、毎日同じ時間帯に始めると習慣にしやすくなります。

点数だけでなく、次回につながる振り返りをする

テストが返却されたら、点数を見るだけで終わらせず、間違いを三つに分けます。

  • 覚えていなかった
  • 考え方を理解していなかった
  • 分かっていたが、読み違いや計算ミスをした

原因によって次回の対策は異なります。暗記不足なら確認回数を増やし、理解不足なら質問する時期を早め、ミスが多いなら見直し方を決めます。振り返りを一つだけ次のテストで実行すると、勉強方法を少しずつ改善できます。

無理のない計画から始めよう

定期テスト対策は、完璧な計画を作ることより、早めに一周目を始めて苦手を見つけることが大切です。まずは範囲表と提出物を確認し、今日進めるページを一つ決めてください。

勉強の順番や苦手分野の見つけ方に迷う場合は、中学生コースをご覧ください。現在の学習状況に合うテスト対策について、無料体験・学習相談でもご相談いただけます。

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