朝勉強と夜勉強はどちらがよい?
勉強時間は、手順を決めずに始めると負担が大きくなりやすい学習テーマです。大切なのは、今の理解度に合う小さな練習へ分けることです。
この記事では、中高生が勉強時間に取り組むときの考え方と、今日から実行できる練習手順を紹介します。生活習慣を意識しながら、無理なく続けられる方法を選びましょう。
勉強時間で最初に確認したいこと
まず、できない理由を「才能」や「やる気」だけで決めないことが大切です。知識を知らないのか、説明を読めば分かるが自力で再現できないのか、時間内に処理できないのかを分けてください。原因が違えば、必要な練習も変わります。
教材の基本問題を少量解き、答え合わせの際に間違いの原因を短く書くと、現在地を把握しやすくなります。正解した問題も、理由を説明できなければ再確認の対象にします。
方法1:集中できる時間を記録する
最初から長時間取り組む必要はありません。範囲を小さく区切り、終わりが見える状態で始めます。実際に行った内容を記録し、翌日に同じことを何も見ずに再現できるか確認してください。
分からない箇所で止まり続ける場合は、解説や例を確認してから、いったん閉じて自分でやり直します。「分かった」と「できる」を分けることがポイントです。
方法2:暗記と演習を分ける
見る・読むだけの学習に偏らず、書く、声に出す、説明する、問題を解くなど、思い出す練習を入れます。答え合わせでは正誤だけでなく、判断の根拠まで確認しましょう。
一度で完璧にしようとすると時間がかかります。覚えていない内容に印を付け、二周目以降は印のある部分を優先すると、必要な練習へ時間を使えます。
方法3:睡眠を削らない
学んだ直後だけでなく、翌日と数日後にも短い確認を行います。間隔を空けて思い出すことで、本当に定着したかを確かめられます。間違えた内容は、次回の開始地点として記録します。
学校の授業、定期テスト、資格試験など目的がある場合は、期限から逆算します。ただし計画を詰め込みすぎず、遅れを調整する予備日を用意してください。
続けやすい一週間の進め方
平日は一回15分から25分を目安に、確認と練習を組み合わせます。週の前半で新しい内容に触れ、後半は間違えた内容を解き直します。休日には一週間分の短い確認テストを行い、次週に持ち越す課題を一つか二つに絞ります。
- 月・火:基礎知識と例題を確認する
- 水・木:何も見ずに問題へ取り組む
- 金:間違えた内容だけを復習する
- 休日:時間を計って確認し、翌週の範囲を決める
うまくいかないときに避けたいこと
教材を次々と変える、難しい問題だけに長時間使う、できなかった日をまとめて取り戻そうとする、といった進め方は負担を増やします。まず一冊の基本教材で、理解できる問題を確実に増やしてください。
一人で解決できない箇所は、問題番号と考えた途中を示して質問します。質問後は説明を聞いて終わりにせず、同じ問題か類題を自力で解き直しましょう。
今日から始める小さな一歩
今日行うことは一つで構いません。集中できる時間を記録することから始め、終わったら実施した内容を一行記録してください。小さな確認と修正を繰り返すことが、勉強時間を得意にする近道です。