「朝になると、子どもの表情が変わる」
「学校に行こうとすると、頭痛や腹痛を訴える」
「このまま休ませて、本当に大丈夫なのだろうか」
「勉強が遅れ、将来の選択肢がなくならないだろうか」
子どもが「学校に行きたくない」と言ったとき、保護者の方が強い不安を感じるのは自然なことです。
普段は、誰かから不登校の相談を受けたときに、
「大丈夫ですよ」
「無理をさせなくてもいいですよ」
と落ち着いて伝えられるかもしれません。
しかし、実際に自分の子どもが学校へ行けなくなったときには、同じように考えられないことがあります。
「この子の将来はどうなるのだろう」
「休ませたら、もう戻れなくなるのではないか」
「親として、間違った選択をしているのではないか」
頭では休息が必要だと分かっていても、心の中では「大丈夫ではない」と感じる。
その保護者の不安もまた、否定されるものではありません。
学習塾フィンランドでは、水戸市で学校生活に不安を抱える小中高生とそのご家族に向けて、学習支援と居場所づくりを組み合わせたフリースクール型の支援を目指しています。
子どもが学校に行けないとき、親も怖くなる
不登校について語られるとき、子どもの苦しさに注目が集まる一方、保護者の恐怖や孤独は見落とされることがあります。
保護者は、
- 勉強の遅れ
- 進学への影響
- 生活リズムの乱れ
- 昼夜逆転
- 友人関係
- 周囲の目
- 親戚や学校からの言葉
- 仕事との両立
- 兄弟姉妹への影響
など、複数の問題を一度に考えています。
さらに、
「自分の育て方が悪かったのではないか」
「もっと早く気づくべきだったのではないか」
と、自分を責めてしまうこともあります。
しかし、保護者も一人の人間です。
不安になり、迷い、焦るのは当然です。
子どもの気持ちをすぐに受け入れられなかったとしても、それだけで愛情がないわけではありません。
むしろ、子どもの将来を大切に思っているからこそ、強い不安を感じるのではないでしょうか。
不登校の理由は一つではありません
子どもが学校へ行けなくなる理由は、一人ひとり異なります。
例えば、
- 友人関係
- いじめ
- 先生との関係
- 集団生活への疲れ
- 学習の遅れ
- 授業についていけない不安
- 音や光、人の多さへの負担
- 朝起きることの難しさ
- 完璧にやらなければならないという緊張
- 進級や進学による環境変化
- 本人にも理由が分からない状態
などがあります。
一つの大きな出来事が原因となることもあれば、小さな負担が積み重なって動けなくなることもあります。
そのため、
「何があったのか、早く説明して」
と答えを急がせても、本人が説明できない場合があります。
子ども自身も、
「なぜ行けないのか分からない」
「行かなければならないのは分かっている」
「でも体が動かない」
という状態かもしれません。
まずは、理由をすぐに特定することよりも、安心して休み、少しずつ自分の状態を知れる環境が必要です。
「将来」より先に、目の前の「今」を守る
保護者が不安になる大きな理由は、将来を考えるからです。
「高校へ行けるのか」
「大学や就職はどうなるのか」
「社会に出られるのか」
もちろん、将来について考えることは大切です。
しかし、子どもの心や体が大きく疲れているときに、何年も先の未来ばかりを見せると、本人にとってはさらに大きな重荷になることがあります。
大きな事故や病気に直面したとき、私たちは、
「成績が下がったらどうしよう」
「進学に遅れたらどうしよう」
よりも先に、
とにかく生きていてほしい
今ここにいてほしい
と願うはずです。
それほど極端な状況でなくても、目の前の子どもが深く疲れているなら、まず守るべきものは、その子の存在と心です。
将来の進路は、回復した後から考え直すことができます。
勉強も、必要になったときに戻ることができます。
しかし、追い詰められた心をさらに追い込んでしまうと、回復までに長い時間がかかる場合があります。
今日、少し安心して過ごせた。
今日、ご飯を食べられた。
今日、誰かと少し話せた。
最初は、それだけでも大切な一歩です。
休むことは、何もしないことではありません
学校を休ませることに対して、
「このまま甘えてしまうのではないか」
「休む癖がついてしまうのではないか」
と不安に感じる方もいます。
しかし、心が強く疲れているときの休息は、怠けることとは異なります。
例えば、足をけがした人に、
「歩かないと歩けなくなる」
と言って無理に走らせれば、けがが悪化する可能性があります。
心についても同じです。
疲れ切っている状態で無理に登校させるより、いったんしっかり休むことで、
- 安心感を取り戻す
- 自分の気持ちに気づく
- 人との関係を少しずつ作り直す
- 好きなことへ興味を持つ
- 学ぶ意欲を回復する
- 将来を考える余裕を取り戻す
ことがあります。
休む時間は、社会から離れる時間ではなく、
もう一度、社会とつながるための力をためる時間
になる場合があります。
学校へ戻ることだけをゴールにしない
不登校支援では、学校復帰だけが唯一のゴールと考えられることがあります。
もちろん、本人が学校へ戻りたいと希望するなら、そのための支援は大切です。
しかし、本人がまだ強い不安を抱えている段階で、
「いつ学校へ戻るのか」
「来週から行けるのか」
と復帰だけを迫ると、休む場所でも緊張が続いてしまいます。
大切なのは、その子がどのような状態を望んでいるかです。
例えば、
- まず家の外に出られるようになりたい
- 家族以外の人と話してみたい
- 週1回だけ別の場所へ通いたい
- 好きな教科だけ勉強したい
- オンラインから始めたい
- 同年代が少ない環境で過ごしたい
- 高校進学に向けて学び直したい
- 資格取得に挑戦したい
など、目標はさまざまです。
学校へ戻ることも一つの選択肢です。
別の学び方を選ぶことも一つの選択肢です。
その子が自分の人生を再び歩き始められることを、支援の中心に置く必要があります。
フリースクールは「学校に行かない子の場所」だけではありません
フリースクールと聞くと、
「学校へ戻れない子が通う場所」
という印象を持つ方もいるかもしれません。
しかし、本来はもっと柔軟な場所です。
- 安心して過ごす居場所
- 少人数で人と関われる場所
- 自分のペースで学べる場所
- 好きなことを見つける場所
- 学校とは異なる方法で成長する場所
- 進学や資格取得へ向けて準備する場所
として利用できます。
毎日通う必要もありません。
朝から夕方までいなければならないわけでもありません。
週1回、短時間から始めても構いません。
その子の状態に合わせて、利用方法を調整できることがフリースクールの大きな特徴です。
学習塾フィンランドが目指すフリースクール
学習塾フィンランドでは、
学校へ行けない子を、ただ学校へ戻す場所
ではなく、
今の自分でも安心していられ、少しずつ学びや社会とのつながりを取り戻せる場所
を目指しています。
私たちが大切にしたいのは、次の4つです。
1.まず安心して過ごせること
勉強を始める前に、その場所で緊張しすぎずに過ごせることが重要です。
初めから長時間話したり、課題へ取り組んだりする必要はありません。
- 静かに過ごす
- 本を読む
- 好きなことを話す
- パソコンに触れる
- 少しだけ勉強する
など、本人ができることから始めます。
2.勉強を無理に押し付けないこと
学習の遅れが心配でも、勉強への強い拒否感があるときに無理をさせると、さらに学びから離れてしまうことがあります。
まずは、
- 好きな科目
- 興味のあるテーマ
- 短い問題
- ゲームや動画に関連する内容
- 資格や将来の仕事につながる内容
などから学びへ戻ります。
3.一人ひとりに合う学習方法を探すこと
学校の一斉授業が合わなかったとしても、勉強そのものができないとは限りません。
- 説明を聞いてから解く
- 問題を見てから必要な説明を受ける
- 動画や図で理解する
- 短時間で繰り返す
- 一対一で質問する
- 自分で調べながら進める
など、合う方法は人によって異なります。
学習塾フィンランドでは、
神授業×神勉強法×少人数
という考え方を軸に、その子に合った学び方を一緒に探します。
4.学校復帰だけでなく、その先の人生を見ること
学校へ戻るかどうかだけでなく、
- 高校進学
- 通信制高校
- 高卒認定
- 大学進学
- 専門学校
- 就職
- 資格取得
- ITや会計などの専門学習
も含めて、その子の将来を考えます。
今すぐ進路を決める必要はありません。
心が少し落ち着いてから、本人の興味や得意なことを一緒に探します。
学習が遅れていても、戻る場所はあります
不登校期間が長くなると、
「中学1年生の内容から分からない」
「どこまで戻ればよいか分からない」
という状態になることがあります。
しかし、学年と学習内容を必ず一致させる必要はありません。
中学3年生でも、中学1年生の英語や数学へ戻って構いません。
高校生でも、小学校の計算や中学英語から学び直して構いません。
大切なのは、
どこまで進んだかではなく、どこからなら理解できるか
です。
学習塾フィンランドでは、学年だけで教材を決めず、現在の理解度から始めます。
好きなことも、社会とつながる入口になる
子どもがゲーム、動画、イラスト、音楽、パソコンなどに長い時間を使っていると、保護者としては心配になることがあります。
しかし、その好きなことが、次の学びへつながる場合があります。
例えば、
- ゲームからプログラミングへ
- 動画から編集や発信へ
- イラストからデザインへ
- パソコンからIT資格へ
- お金への関心から簿記へ
- 建物や不動産への関心から宅建へ
- 海外コンテンツから英語へ
つながることもあります。
最初から「役に立つことをしなさい」と求めるのではなく、本人が興味を持っている世界を入り口にします。
保護者だけで抱え込まない
子どもが学校へ行けない状況が続くと、保護者も疲れていきます。
毎朝、登校するかどうかを確認する。
学校へ欠席連絡をする。
昼夜逆転や食事を心配する。
夫婦や家族の考え方が合わない。
近所や親戚の目が気になる。
こうした日々が続けば、保護者自身の心も消耗します。
子どもを支えるためには、保護者が一人で抱え込まないことも重要です。
フリースクールや学校、教育相談、医療機関、支援機関など、状況に応じて複数の場所へ相談して構いません。
一つの場所だけですべてを解決しようとしなくても大丈夫です。
「大丈夫」と簡単に言わない支援を
不登校の相談を受けたとき、
「大丈夫です」
と励ましたくなることがあります。
しかし、不安の真っただ中にいる保護者にとっては、
「何を根拠に大丈夫なのか」
と思うこともあります。
そのため、学習塾フィンランドでは、簡単に不安を打ち消すのではなく、
- 何が一番怖いのか
- 今、何に困っているのか
- 子どもはどのような状態か
- 家庭で何が起きているのか
- 今日できることは何か
を一緒に整理したいと考えています。
不安は、すぐにはなくならないかもしれません。
しかし、不安を言葉にし、具体的な選択肢を知ることで、少しずつ動きやすくなる場合があります。
不登校経験が、その後の人生を決めるわけではありません
学校へ行けなかった経験を持ちながら、その後、
- 高校や大学へ進学する
- 通信制高校で学ぶ
- 資格を取得する
- 就職する
- 得意分野で働く
- 自分に合う人間関係を作る
人は少なくありません。
不登校になったこと自体が、その後の人生を失敗にするわけではありません。
一方で、
「不登校でも成功した人がいるから大丈夫」
と、今つらい子どもへ成功を求める必要もありません。
今はまだ、将来の夢を持てなくても構いません。
まずは、自分を責めすぎずに過ごせること。
その先に、次の選択肢があります。
水戸市でフリースクールを探している方へ
学習塾フィンランドは、水戸市大工町にある少人数制の学習塾です。
現在、学校生活に不安を抱える子どもたちに向けて、フリースクール型の学習・居場所支援を目指しています。
次のようなご相談を想定しています。
- 学校へ行きたくない
- 朝になると体調が悪くなる
- 教室へ入ることが難しい
- 集団生活で疲れてしまう
- 勉強の遅れが心配
- 少人数で学びたい
- 自宅以外の居場所がほしい
- 通信制高校や進路について相談したい
- 資格やITなど、学校以外の学びに興味がある
最初から毎日通う必要はありません。
本人と保護者の方のお話を伺いながら、通う頻度や過ごし方を一緒に考えます。
無料相談を受け付けています
フリースクールの利用を検討している方は、まず保護者の方だけの相談でも構いません。
無料相談では、
- 現在の登校状況
- 不安が強くなる時間や場面
- 学校や家庭での様子
- 学習の状況
- 本人が好きなこと
- 本人が避けたいこと
- 希望する通い方
- 今後の進路への不安
などを確認します。
すぐに答えを出す必要はありません。
学校へ戻ること、別の学び方を選ぶこと、しばらく休むこと。
どの選択肢も、本人の状態を見ながら考えていきます。
水戸市でフリースクール、不登校支援、少人数で学べる居場所を探している方は、学習塾フィンランドまでお気軽にご相談ください。

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