【英文が読めない原因】単語不足だけではない、英語長文を読めるようにする正しい順番

「英単語は覚えているのに、英文になると意味が分からない」

「一文ずつ訳しているうちに、前の内容を忘れてしまう」

「長文を見ると、どこから読めばよいか分からない」

「英文法の問題は解けるが、実際の文章では使えない」

このように悩んでいる中学生・高校生は少なくありません。

英語の文章を読めないと、

  • 単語力が足りない
  • 英文法をもっと暗記するべき
  • 長文問題をたくさん解けば慣れる
  • とにかく速読しなければならない

と考えがちです。

もちろん、単語や文法は重要です。

しかし、英文が読めない原因は一つではありません。

例えば、同じ「読めない」でも、

単語の意味が分からない
主語と動詞を見つけられない
修飾部分が長くて混乱する
一文は読めるが段落の内容が分からない
設問の根拠を本文から探せない
時間内に読み終わらない

では、必要な対策が異なります。

学習塾フィンランドでは、英文読解を次のように分解します。

英単語
↓
主語・動詞
↓
文の骨格
↓
修飾部分
↓
一文の意味
↓
段落の要点
↓
文章全体の主張
↓
設問の根拠

大切なのは、

長文をたくさん読む前に、自分がどの段階で止まっているかを確認すること

です。

  1. 英文が読めないとき
  2. 英文が読めないとは、どのような状態か
    1. 単語が分からない
    2. 文構造が分からない
    3. 文法知識を文章で使えない
    4. 一文は読めるが、全体が分からない
    5. 読むのが遅い
    6. 設問へ答えられない
  3. 英文が読めない原因1.英単語の意味がすぐに出ない
    1. 英単語は「見たことがある」では足りない
    2. 対策
    3. 英単語の完成基準
  4. 原因2.英単語を一つずつ日本語に置き換えている
    1. 対策
  5. 原因3.主語と動詞を見つけられない
    1. 対策
    2. 英文読解の基本
  6. 原因4.be動詞と一般動詞の区別が曖昧
    1. be動詞
    2. 一般動詞
    3. 対策
  7. 原因5.品詞を意識していない
    1. 対策
  8. 原因6.前置詞句を文の中心だと思っている
    1. 対策
  9. 原因7.関係代名詞で文の構造を見失う
    1. 対策
    2. 関係代名詞
  10. 原因8.不定詞の役割を判断できない
    1. 名詞的用法
    2. 形容詞的用法
    3. 副詞的用法
    4. 対策
  11. 原因9.分詞が後ろから名詞を説明していることに気づかない
    1. 対策
  12. 原因10.接続詞で文と文の関係を取れていない
    1. 対策
  13. 原因11.代名詞が何を指すか分からない
    1. 対策
  14. 原因12.文型を理解していない
    1. SVO
    2. SVC
    3. SVOC
    4. 対策
  15. 原因13.動詞の形を見ても時制を判断できない
    1. 対策
    2. 時制
  16. 原因14.受動態を見抜けない
    1. 対策
  17. 原因15.英文法を問題集の中だけで覚えている
    1. 対策
  18. 原因16.一文を完璧な日本語へ訳そうとしている
    1. 対策
  19. 原因17.返り読みが多い
    1. 対策
  20. 原因18.一文が長いと、すべて同じ重要度で読んでいる
    1. 対策
  21. 原因19.一文ずつ読めるが、段落の要点が分からない
    1. 対策
  22. 原因20.接続表現を見落としている
    1. 追加
    2. 反対・逆接
    3. 理由
    4. 結果
    5. 具体例
    6. 接続表現
  23. 原因21.筆者の主張と具体例を区別できない
    1. 対策
  24. 原因22.設問を読まずに本文を最初からすべて読む
    1. おすすめの流れ
  25. 原因23.選択肢を感覚で選んでいる
    1. 対策
    2. 選択肢問題
  26. 原因24.設問の根拠を本文から探していない
    1. 対策
  27. 原因25.時間を測る練習をしていない
    1. 対策
  28. 原因26.音読をしているだけで構造を確認していない
    1. 正しい音読の流れ
  29. 原因27.難しすぎる長文を使っている
    1. 対策
  30. 原因28.長文を解きっぱなしにしている
    1. 正しい復習方法
  31. 英文が読めない原因を5種類に分類する
  32. 英文を読む基本5ステップ
  33. ステップ1.動詞を探す
  34. ステップ2.主語を探す
  35. ステップ3.目的語・補語を確認する
  36. ステップ4.修飾部分を分ける
  37. ステップ5.文全体の意味を取る
  38. 英文を区切って読む方法
  39. スラッシュリーディングの注意点
    1. 悪い区切り方
    2. 良い区切り方
  40. 英文解釈
  41. 長文読解
  42. 中学生が英文を読めないときの確認順
  43. 高校生が英文を読めないときの確認順
  44. 英文法問題と長文読解をつなげる方法
  45. 英単語と長文をつなげる方法
  46. 一日30分の英文読解モデル
    1. 英単語10分
    2. 短文解釈10分
    3. 長文10分
  47. 一日60分の英文読解モデル
    1. 英単語15分
    2. 英文法15分
    3. 英文解釈15分
    4. 長文読解15分
  48. 英文読解の一週間モデル
    1. 月曜日
    2. 火曜日
    3. 水曜日
    4. 木曜日
    5. 金曜日
    6. 土曜日
    7. 日曜日
  49. 英文を読めるようになるための音読方法
  50. 精読と速読はどちらを先にするか
    1. 精読
    2. 速読
  51. どのくらいの難度の長文を選ぶべきか
  52. 長文問題を解いた後の復習手順
  53. 英文読解ノートは必要か
  54. 英文が読めない人が避けたい勉強法
  55. 長文を毎日大量に解くだけ
  56. 単語帳だけを続ける
  57. 文法問題だけを解く
  58. 日本語訳を暗記する
  59. 解説を読んで終わる
  60. 難しい教材へ進む
  61. 音読回数だけを数える
  62. 速く読むことだけを意識する
  63. 保護者ができる英語学習の支援
  64. 保護者が避けたい声かけ
    1. 「単語を覚えていないから読めない」
    2. 「もっと長文を解きなさい」
    3. 「英文を全部日本語に訳しなさい」
    4. 「英語は慣れだから」
    5. 「速く読みなさい」
  65. 英文が読めない原因チェックリスト
  66. 英文
  67. 学習塾フィンランドの英文読解指導
  68. 水戸市で英文読解を基礎から教える塾を探している方へ
  69. 無料体験・学習相談

英文が読めないとき

単語を左から並べて訳すのではなく、主語と動詞で文の骨格を作り、修飾部分を後から追加する。

さらに短くすると、

単語
↓
主語
↓
動詞
↓
骨格
↓
追加情報

です。

英文が読めないとは、どのような状態か

「英文が読めない」という言葉には、複数の状態が含まれます。

単語が分からない

文章中に知らない単語が多く、内容を推測できません。

文構造が分からない

単語の意味は分かるものの、どれが主語で、どれが動詞か判断できません。

文法知識を文章で使えない

文法問題では正解できても、長文中の不定詞・分詞・関係詞などを見抜けません。

一文は読めるが、全体が分からない

一文ずつ日本語にできても、段落の要点や文章の主張をつかめません。

読むのが遅い

時間をかければ読めるものの、テスト時間内に最後まで到達できません。

設問へ答えられない

文章の意味は大まかに分かっても、選択肢や記述問題の根拠を見つけられません。

まず、自分の「読めない」がどこにあるかを確認します。

英文が読めない原因1.英単語の意味がすぐに出ない

英単語を見たことがあっても、意味を思い出すまでに数秒かかると、長文読解は遅くなります。

例えば、一文に10語あり、そのうち5語で毎回止まると、文全体の内容を保持できません。

単語を見る
↓
意味を思い出そうとする
↓
前の単語を忘れる
↓
文を最初から読み直す

という状態になります。

英単語は「見たことがある」では足りない

必要なのは、

単語を見た瞬間に、文中で使える意味が出ること

です。

対策

英単語は一語ずつ長時間書くより、全体へ何度も触れます。

単語を見る
↓
1〜2秒で意味を答える
↓
迷った単語へ印を付ける
↓
迷った単語だけ再確認する

長文の中で意味が出なかった単語は、単語帳へ戻って確認します。

英単語の完成基準

  • 単語を見てすぐ意味が出る
  • 品詞を大まかに判断できる
  • 文中の意味を選べる
  • 必要な語はスペルも書ける

原因2.英単語を一つずつ日本語に置き換えている

英文を読むときに、

I
私は

went
行った

to
へ

the station
駅

と、一語ずつ日本語へ置き換える方法があります。

短い文なら読めますが、長い文になると構造を見失います。

英語は、日本語と語順が異なります。

そのため、一語ずつ順番に日本語へ変換し、最後に日本語として並べ直そうとすると、負担が大きくなります。

対策

単語ではなく、意味のまとまりで読みます。

I went
→ 私は行った

to the station
→ 駅へ

after school
→ 放課後に

という形です。

最初から完璧な日本語訳を作るのではなく、英語の語順に沿って意味を取ります。

原因3.主語と動詞を見つけられない

英文の中心は、主語と動詞です。

例えば、

The boy plays soccer.

なら、

主語:The boy
動詞:plays

です。

しかし、文が長くなると、主語と動詞の間に説明が入ります。

The boy who lives next to my house plays soccer.

この文の中心は、

The boy plays soccer.

です。

who lives next to my house

は、the boyを説明しています。

この追加説明を主文と混同すると、動詞が複数あるように見え、文構造が分からなくなります。

対策

英文を見たら、最初に次を探します。

誰が・何が
↓
どうする・どのような状態

つまり、

主語
↓
動詞

です。

英文読解の基本

長い英文でも、最初に主語と動詞を確定する。

原因4.be動詞と一般動詞の区別が曖昧

中学英語の基礎であるbe動詞と一般動詞が曖昧だと、高校英語でも文の中心をつかめません。

be動詞

I am busy.
主語:I
動詞:am
補語:busy

一般動詞

I study English.
主語:I
動詞:study
目的語:English

この違いが曖昧だと、

  • 疑問文
  • 否定文
  • 時制
  • 受動態
  • 現在完了
  • 分詞

などでも混乱します。

対策

高校生でも必要なら、中学英文法へ戻ります。

be動詞
↓
一般動詞
↓
疑問文・否定文
↓
時制
↓
助動詞

を再確認します。

前の学年へ戻ることは遠回りではありません。

長文読解に必要な骨格を作り直す作業です。

原因5.品詞を意識していない

英単語には役割があります。

主な品詞は、

  • 名詞
  • 動詞
  • 形容詞
  • 副詞
  • 前置詞
  • 接続詞

などです。

品詞が分からないと、その単語が文のどこへ入るのか判断できません。

例えば、

success

は名詞です。

successful

は形容詞です。

successfully

は副詞です。

意味が似ていても、文中での役割は異なります。

対策

単語を覚えるときに、意味だけでなく品詞も確認します。

名詞
→ 人・物・事

動詞
→ 動作・状態

形容詞
→ 名詞を説明

副詞
→ 動詞・形容詞・文全体を説明

品詞を意識すると、文構造を予測しやすくなります。

原因6.前置詞句を文の中心だと思っている

前置詞は、

  • in
  • on
  • at
  • for
  • with
  • by
  • from
  • to

などです。

前置詞の後ろには、基本的に名詞のまとまりが続きます。

in the room
on the table
with my friend
after school

これらは、場所・時間・方法などの追加情報です。

長い英文では、前置詞句が多く入り、文の骨格を見えにくくします。

The student in the classroom near the library studies English every day.

中心は、

The student studies English.

です。

in the classroom
near the library
every day

は追加情報です。

対策

前置詞を見たら、

ここから説明のまとまりが始まる

と考えます。

前置詞句をかっこで囲む方法もあります。

The student
(in the classroom)
(near the library)
studies English
(every day).

原因7.関係代名詞で文の構造を見失う

関係代名詞は、名詞を後ろから説明します。

The book that I bought yesterday is interesting.

中心は、

The book is interesting.

です。

that I bought yesterday

が、the bookを説明しています。

関係代名詞節を主文と混ぜると、

  • 動詞が二つある
  • どれが主語か分からない
  • 文が終わらない

と感じます。

対策

関係代名詞を見たら、

直前の名詞
↓
その名詞の説明が始まる
↓
説明が終わったら主文へ戻る

と考えます。

関係代名詞

関係代名詞以下を一度外し、主文の主語と動詞を先に取る。

原因8.不定詞の役割を判断できない

不定詞は、

to+動詞の原形

の形です。

しかし、文中での役割は一つではありません。

名詞的用法

To study English is important.

英語を勉強することは重要です。

形容詞的用法

I have a book to read.

私には読む本があります。

副詞的用法

I went to the library to study.

私は勉強するために図書館へ行きました。

形だけ覚えていても、文中でどの役割か判断できなければ読めません。

対策

不定詞を見たら、

何をしている部分か
名詞として置かれているか
名詞を説明しているか
目的・理由を追加しているか

を確認します。

原因9.分詞が後ろから名詞を説明していることに気づかない

現在分詞や過去分詞は、名詞を説明します。

The girl standing by the door is my sister.

中心は、

The girl is my sister.

です。

standing by the door

が、the girlを説明しています。

また、

The book written in English is difficult.

では、

written in English

がthe bookを説明しています。

対策

名詞の後ろに、

-ing
過去分詞

が来たら、その名詞の説明ではないか確認します。

原因10.接続詞で文と文の関係を取れていない

接続詞は、文同士の関係を示します。

例えば、

  • because:理由
  • but:逆接
  • if:条件
  • when:時
  • although:譲歩
  • so:結果

です。

接続詞の意味を単語として知っていても、文章全体の関係を意識しなければ内容をつかめません。

I stayed home because it was raining.
結果:I stayed home
理由:it was raining

です。

対策

接続詞を見たら、文同士の関係を短く書きます。

because
→ 理由

but
→ 反対

if
→ 条件

therefore
→ 結果

接続詞は、文章の方向を示す標識です。

原因11.代名詞が何を指すか分からない

英文では、

  • it
  • they
  • this
  • that
  • these
  • those
  • one

などが、前に出た内容を指します。

何を指しているか分からないと、文同士のつながりを見失います。

Tom bought a new computer. He uses it every day.
He
→ Tom

it
→ a new computer

です。

対策

代名詞を見たら、

前のどの名詞・内容を指しているか

を確認します。

特に、

this
that
it
they

は、段落の内容をつなぐ重要な手がかりです。

原因12.文型を理解していない

英文の基本的な骨格には、代表的な文型があります。

SV
SVC
SVO
SVOO
SVOC

すべてを機械的に記号化する必要はありません。

しかし、

  • 動詞の後ろに何が必要か
  • どの語が目的語か
  • どの語が補語か

を判断するために役立ちます。

SVO

I like soccer.
S:I
V:like
O:soccer

SVC

She is happy.
S:She
V:is
C:happy

SVOC

The news made me happy.
S:The news
V:made
O:me
C:happy

この文を単語順だけで訳すと、意味が崩れることがあります。

対策

動詞ごとに、

後ろに何を置く動詞なのか

を確認します。

原因13.動詞の形を見ても時制を判断できない

英文の内容を理解するには、いつの話かを確認する必要があります。

  • 現在
  • 過去
  • 未来
  • 現在完了
  • 過去完了

などです。

時制を見落とすと、出来事の順番を誤解します。

対策

英文を見たら、

主語
↓
動詞
↓
動詞の形
↓
時を表す語

を確認します。

例えば、

yesterday
last year
now
since
for
already
tomorrow

などです。

時制

動詞の形と時を表す語をセットで見る。

原因14.受動態を見抜けない

受動態は、

be動詞+過去分詞

です。

English is spoken in many countries.

は、

英語は多くの国で話されている

という意味です。

受動態を一般動詞の過去形と混同すると、主語と動作の関係を誤解します。

対策

be動詞
+
過去分詞

を見たら、

主語が「される側」になっていないか

を確認します。

原因15.英文法を問題集の中だけで覚えている

英文法問題では、

  • 空欄
  • 選択肢
  • 単元名

が与えられます。

そのため、

「ここは不定詞の問題」

「ここは関係代名詞の問題」

と判断しやすくなります。

しかし、長文では単元名が書かれていません。

実際の英文の中から、自分で文法を見つける必要があります。

対策

文法問題を解いた後に、長文中で同じ文法を探します。

例えば、

今日学んだ文法
→ 関係代名詞

長文中
→ which・that・whoを探す

という形です。

文法を問題集の正解番号として覚えず、実際の英文で使える形へ変えます。

原因16.一文を完璧な日本語へ訳そうとしている

英文読解で、毎文きれいな日本語訳を作ろうとすると時間がかかります。

テストでは、すべての文を翻訳家のように訳す必要はありません。

必要なのは、文章の内容を理解し、設問へ答えることです。

対策

まず大まかな意味を取ります。

誰が
何をした
なぜ
どのような結果になった

を理解します。

重要な文や設問根拠だけ、丁寧に構造を取ります。

原因17.返り読みが多い

返り読みとは、英文を後ろまで読んでから、前へ戻って日本語へ組み直す読み方です。

例えば、

I went to the library to study English.

を、

私は
英語を勉強するために
図書館へ
行った

と後ろから戻る方法です。

短い文では問題ありません。

しかし、長文で毎回戻ると時間がかかります。

対策

英語の語順で意味を取ります。

I went
→ 私は行った

to the library
→ 図書館へ

to study English
→ 英語を勉強するために

最初は区切り線を入れても構いません。

I went / to the library / to study English.

原因18.一文が長いと、すべて同じ重要度で読んでいる

英文には、中心部分と追加説明があります。

中心は主語と動詞です。

追加説明には、

  • 前置詞句
  • 関係詞節
  • 分詞
  • 挿入
  • 副詞

などがあります。

すべてを同じ強さで読もうとすると、中心を見失います。

対策

文を二層に分けます。

第1層
→ 主語・動詞・目的語・補語

第2層
→ 修飾・条件・理由・具体例

まず第1層を取り、その後に第2層を加えます。

原因19.一文ずつ読めるが、段落の要点が分からない

長文では、一文を理解するだけでなく、段落全体の役割をつかむ必要があります。

段落には、

  • 主張
  • 理由
  • 具体例
  • 反対意見
  • 結論

などの役割があります。

対策

一段落を読んだら、一言でまとめます。

例えば、

第1段落
→ 問題提起

第2段落
→ 原因

第3段落
→ 具体例

第4段落
→ 結論

という形です。

完璧な要約を書く必要はありません。

この段落は何の話だったか

を短く残します。

原因20.接続表現を見落としている

文章全体の流れをつかむには、接続表現が重要です。

追加

also
in addition
moreover

反対・逆接

but
however
on the other hand

理由

because
since

結果

so
therefore
as a result

具体例

for example
for instance

これらを見つけると、次に何が来るか予測できます。

接続表現

接続語は単語の意味ではなく、文章の向きとして読む。

原因21.筆者の主張と具体例を区別できない

英語長文では、具体例が長く書かれることがあります。

具体例だけを覚えて、筆者が何を伝えたいのか分からなくなる場合があります。

対策

次を区別します。

主張
→ 筆者が伝えたいこと

理由
→ 主張の根拠

具体例
→ 理由を分かりやすくする話

具体例を読んだら、

この例は何を説明するためにあるのか

を確認します。

原因22.設問を読まずに本文を最初からすべて読む

長文問題では、設問を先に確認する方法が役立つ場合があります。

設問を見れば、

  • 人物
  • 数字
  • 理由
  • 内容一致
  • 指示語
  • 段落要旨

など、何を探すか分かります。

ただし、すべての問題で必ず設問を先に読む必要はありません。

文章形式や本人の読み方によって調整します。

おすすめの流れ

タイトルを見る
↓
設問を短く確認する
↓
本文を読む
↓
根拠へ戻る

設問を先に細かく読みすぎて、本文の理解を妨げる場合は、軽く確認する程度にします。

原因23.選択肢を感覚で選んでいる

内容一致問題では、

何となく本文と似ている

という理由で選ぶと間違えます。

選択肢には、

  • 主語が違う
  • 時期が違う
  • 程度が強すぎる
  • 因果関係が逆
  • 本文に書かれていない

といった誤りが含まれることがあります。

対策

選択肢を部分ごとに分けます。

誰が
何を
いつ
なぜ
どの程度

を本文と照合します。

選択肢問題

正解らしさではなく、本文と違う部分がないかを確認する。

原因24.設問の根拠を本文から探していない

英語長文の答えは、基本的に本文の内容から判断します。

自分の知識や常識で答えると、本文とずれる場合があります。

対策

解答後に、

本文のどこが根拠か

を示します。

根拠へ線を引く、段落番号を書くなどの方法があります。

答え
+
本文根拠

をセットにします。

原因25.時間を測る練習をしていない

時間をかければ読める人でも、本番では時間制限があります。

普段ゆっくり読んでいるのに、テストで急に速く読もうとすると、読み飛ばしが増えます。

対策

次の順番で速度を上げます。

正確に一文を読む
↓
段落単位で読む
↓
大問ごとに時間を測る
↓
科目全体で時間を測る

正確に読めない状態で、速読だけを練習しないことが重要です。

原因26.音読をしているだけで構造を確認していない

音読は、英語の語順や音へ慣れるうえで役立ちます。

しかし、意味や構造が分からない英文を繰り返し読むだけでは、内容理解につながりにくい場合があります。

正しい音読の流れ

単語を確認
↓
文構造を確認
↓
意味を理解
↓
音声を聞く
↓
音読する
↓
意味を思いながら読む

英文の意味と構造を理解した後に音読します。

原因27.難しすぎる長文を使っている

現在の単語・文法・構造把握に対して、教材が難しすぎると、

  • 知らない単語が多い
  • 一文が長すぎる
  • 解説を読むだけになる
  • 復習に時間がかかる
  • 自信を失う

ことがあります。

対策

教材を段階的にします。

短い基本文
↓
短文解釈
↓
短めの長文
↓
標準長文
↓
入試長文
↓
過去問

少し簡単だと感じる文章を、正確かつ速く読む練習も必要です。

原因28.長文を解きっぱなしにしている

長文問題を解き、丸付けして終わると、次の文章でも同じ原因で止まります。

正しい復習方法

問題を解く
↓
間違いを確認する
↓
単語を調べる
↓
主語・動詞を取る
↓
根拠を確認する
↓
意味を理解する
↓
音読する
↓
数日後に再読する

長文一題を丁寧に復習するほうが、何題も解きっぱなしにするより効果的な場合があります。

英文が読めない原因を5種類に分類する

長文で止まった場所へ記号を付けます。

単:単語不足
文:文法不足
構:構造を取れない
流:段落・文章の流れを取れない
時:時間不足

例えば、

×単

なら単語が原因です。

×構

なら、単語の意味は分かるが文構造が取れなかった問題です。

原因が分かれば、戻る教材も決まります。

英文を読む基本5ステップ

ステップ1.動詞を探す

文の中心となる動詞を確認します。

ただし、分詞や不定詞など、動詞の形をした語と区別します。

ステップ2.主語を探す

その動詞を行う人・物を確認します。

ステップ3.目的語・補語を確認する

動詞の後ろに何が必要かを見ます。

ステップ4.修飾部分を分ける

前置詞句、関係詞節、分詞などを分けます。

ステップ5.文全体の意味を取る

骨格へ追加情報を戻します。

動詞
↓
主語
↓
骨格
↓
修飾
↓
意味

という順番です。

英文を区切って読む方法

英文が長い場合、意味のまとまりで区切ります。

例えば、

Many students / who study English every day / find it difficult / to understand long sentences.

中心部分を確認します。

Many students find it difficult.

追加部分は、

who study English every day
→ Many studentsの説明

to understand long sentences
→ 何を難しいと感じるか

です。

このように、文を小さなブロックへ分けます。

スラッシュリーディングの注意点

スラッシュを入れて読む方法は役立ちます。

ただし、単語ごとに細かく切りすぎると、文のまとまりが崩れます。

悪い区切り方

I / went / to / the / library.

良い区切り方

I went / to the library / after school.

意味のまとまりで区切ります。

英文解釈

一文を、主語・動詞の骨格と、後から付いた説明に分ける。

例:

The students who joined the club last year are practicing hard.

骨格:

The students are practicing hard.

説明:

who joined the club last year

この分解を繰り返します。

長文読解

一文の骨格を取り、段落ごとに「主張・理由・具体例」を一言で残す。

長文全体では、

第1段落
→ 問題提起

第2段落
→ 理由

第3段落
→ 具体例

第4段落
→ 結論

のように整理します。

中学生が英文を読めないときの確認順

中学生は、次の順番で確認します。

英単語
↓
be動詞・一般動詞
↓
疑問文・否定文
↓
時制
↓
助動詞
↓
不定詞・動名詞
↓
比較
↓
受動態
↓
現在完了
↓
関係代名詞

長文を増やす前に、短い基本文を正確に読めるか確認します。

高校生が英文を読めないときの確認順

高校生は、次の順番で立て直します。

中学英文法
↓
英単語
↓
品詞・文型
↓
高校英文法
↓
短文解釈
↓
英文解釈
↓
長文読解
↓
過去問

高校長文が読めない原因が、中学英文法にある場合もあります。

現在の学年にこだわらず、最初に分からなくなった場所へ戻ります。

英文法問題と長文読解をつなげる方法

英文法を学んだら、その日のうちに例文や長文で使います。

例えば、関係代名詞を学んだ日なら、

文法問題
↓
例文
↓
長文からwho・which・thatを探す
↓
修飾されている名詞を確認

という流れです。

文法を単独で覚えず、文章を読む道具として使います。

英単語と長文をつなげる方法

単語帳だけで覚えると、文章中で意味が出ない場合があります。

長文で出てきた単語について、

単語帳の意味
↓
文中での意味
↓
品詞
↓
前後の語とのつながり

を確認します。

同じ単語でも、文脈によって意味が変わることがあります。

単語帳と長文を往復します。

一日30分の英文読解モデル

英単語10分

迷った単語を高速回転します。

短文解釈10分

1〜3文の主語・動詞・修飾を確認します。

長文10分

短い一段落を読み、一言で要約します。

単語
↓
一文
↓
段落

の順です。

一日60分の英文読解モデル

英単語15分

新しい単語と前日の×を確認します。

英文法15分

文法問題を解き、理由を説明します。

英文解釈15分

長い一文を分解します。

長文読解15分

一段落または短い長文を読みます。

英文法と長文を分離せず、毎日つなげます。

英文読解の一週間モデル

月曜日

英単語と中学英文法。

火曜日

主語・動詞を取る短文練習。

水曜日

不定詞・分詞・関係詞を含む文を読む。

木曜日

短い長文を段落ごとに読む。

金曜日

間違えた英文を再読する。

土曜日

時間を測って長文問題を解く。

日曜日

単語・文法・構造の弱点を復習する。

英文を読めるようになるための音読方法

音読するときは、次の順番を使います。

1.単語の意味を確認
2.主語・動詞を確認
3.文全体の意味を理解
4.音声を聞く
5.音声に合わせて読む
6.英文だけ見て読む
7.意味を思いながら読む

回数だけを増やさず、意味と構造を意識します。

精読と速読はどちらを先にするか

基本的には、精読を先にします。

精読

  • 単語
  • 文法
  • 文構造
  • 正確な意味
  • 設問根拠

を確認します。

速読

精読できる文章を、より速く処理します。

正確に読める
↓
まとまりで読める
↓
速度が上がる

正確に読めない文章を速く読もうとすると、意味を推測するだけになる可能性があります。

どのくらいの難度の長文を選ぶべきか

目安として、

  • 知らない単語が多すぎない
  • 一文の構造を解説後に理解できる
  • 時間をかければ内容をつかめる
  • 設問の半分以上へ取り組める

程度の教材から始めます。

ほとんどの文が理解できないなら、一段階易しい教材へ戻ります。

長文問題を解いた後の復習手順

1.採点する
2.失点原因を分類する
3.知らない単語を確認する
4.読めなかった文の主語・動詞を取る
5.本文根拠を確認する
6.段落要旨をまとめる
7.音読する
8.数日後に再読する

一題の長文から、

  • 単語
  • 文法
  • 文構造
  • 読解
  • 設問処理

をまとめて学びます。

英文読解ノートは必要か

すべての英文を書き写す必要はありません。

作るなら、次の内容だけで十分です。

読めなかった文
主語
動詞
文の骨格
修飾部分
読めなかった原因

英文:
The book that my teacher recommended was difficult.

骨格:
The book was difficult.

修飾:
that my teacher recommended

原因:
関係代名詞節を主文と混同した

このように、読めなかった原因を残します。

英文が読めない人が避けたい勉強法

長文を毎日大量に解くだけ

原因分析がなければ、同じ場所で止まります。

単語帳だけを続ける

単語を文中で使う練習が不足します。

文法問題だけを解く

実際の英文で構造を見つける練習が必要です。

日本語訳を暗記する

初めて見る文章へ対応できません。

解説を読んで終わる

英文を閉じ、もう一度自力で読みます。

難しい教材へ進む

基礎構造を取れない状態では、負担が大きすぎます。

音読回数だけを数える

意味と構造を理解したうえで行います。

速く読むことだけを意識する

最初は正確さを優先します。

保護者ができる英語学習の支援

保護者が英文の内容をすべて教える必要はありません。

次の質問で、止まっている場所を確認できます。

単語が分からなかったの?

主語と動詞はどれ?

文の中心部分はどこ?

どの部分が名詞を説明している?

この段落は何の話だった?

答えの根拠は本文のどこ?

「英語をもっと勉強しなさい」ではなく、読めない工程を分けます。

保護者が避けたい声かけ

「単語を覚えていないから読めない」

単語・文法・文構造のどこで止まった?

「もっと長文を解きなさい」

解いた長文の読めなかった文は、もう読める?

「英文を全部日本語に訳しなさい」

まず主語と動詞で中心の意味を取れる?

「英語は慣れだから」

何に慣れる必要があるのか、原因を分けよう。

「速く読みなさい」

正確に読める文を少しずつ速くしよう。

英文が読めない原因チェックリスト

次の項目を確認してみてください。

  • 基本英単語の意味がすぐに出る
  • 単語の品詞を意識している
  • be動詞と一般動詞を区別できる
  • 一文の主語と動詞を見つけられる
  • 前置詞句を追加情報として分けられる
  • 関係詞節を主文から外せる
  • 不定詞・分詞の役割を判断できる
  • 動詞の時制を確認している
  • 代名詞が何を指すか確認している
  • 接続詞から文同士の関係を取っている
  • 一段落を一言でまとめている
  • 設問の根拠を本文から探している
  • 精読後に音読している
  • 長文を解きっぱなしにしていない
  • 時間を測る前に正確に読めるようにしている

当てはまらない項目が多い場合、長文問題の量を増やす前に、単語・文構造・段落理解のどこへ戻るかを整理する必要があります。

英文

英文は、単語を日本語へ置き換えるのではなく、主語・動詞の骨格へ修飾情報を追加して読む。

流れにすると、

単語を確認する
↓
動詞を探す
↓
主語を探す
↓
骨格を作る
↓
修飾部分を分ける
↓
一文の意味を取る
↓
段落の要点をまとめる
↓
設問根拠を探す

です。

英文が読めないときは、

英語のセンスがない

と考える必要はありません。

多くの場合、

  • 単語
  • 文法
  • 文構造
  • 段落理解
  • 時間処理

のどこかに、まだ完成していない階段があります。

その階段へ戻り、一段ずつ作り直します。

学習塾フィンランドの英文読解指導

学習塾フィンランドでは、

神授業×神勉強法×少人数

を軸に、長文問題を大量に解かせるだけの英語指導は行いません。

基本的な流れは次のとおりです。

テスト・長文の答案を確認する
↓
読めない原因を分類する
↓
必要なら中学英文法へ戻る
↓
英単語を高速回転する
↓
主語・動詞を確認する
↓
文の骨格と修飾を分ける
↓
段落の要点を整理する
↓
設問根拠を確認する
↓
時間を測って再演習する

少人数制のため、生徒ごとに、

  • 戻るべき英文法
  • 必要な英単語
  • 一文の難度
  • 文型・品詞
  • 不定詞・分詞・関係詞
  • 長文の分量
  • 音読方法
  • 時間配分

を調整します。

水戸市で英文読解を基礎から教える塾を探している方へ

学習塾フィンランドは、水戸市大工町にある少人数制の学習塾です。

中学生・高校生を中心に、

  • 中学英語
  • 高校英語
  • 英文法
  • 英文解釈
  • 英語長文
  • 英単語の高速回転
  • 英検対策
  • 定期テスト対策
  • 高校受験
  • 大学受験

に対応しています。

次のような方は、長文問題を増やす前に、英文のどの段階で止まっているかを確認する必要があるかもしれません。

  • 英単語は覚えたのに英文を読めない
  • 主語と動詞を見つけられない
  • 長い一文になると混乱する
  • 関係代名詞や分詞で止まる
  • 一文は訳せるが長文の内容が分からない
  • 設問の根拠を本文から探せない
  • 英語長文を最後まで読み終わらない
  • 文法問題は解けるが読解で使えない

無料体験・学習相談

無料相談では、

  • 現在の学年
  • 英語の定期テスト・模試の得点
  • 英単語の習得状況
  • 中学英文法の理解
  • 主語・動詞を取れるか
  • 使用している参考書・問題集
  • 長文を読む速度
  • 間違えやすい設問
  • 英検・高校受験・大学受験の目標
  • 平日・休日の英語学習時間

などを確認します。

そのうえで、

英単語・中学英文法・英文解釈・長文読解のどこから再開するか

を整理します。

水戸市で、英単語は覚えているのに英文を読めない、主語と動詞から英文構造を理解したい、英語長文を基礎から伸ばしたいという方は、学習塾フィンランドまでご相談ください。

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