「高校生になったので英検を取りたい」
「学校から英検を勧められたけれど、何から勉強すればいいか分からない」
「単語帳はやっているのに、長文になると読めない」
「英作文で何を書けばいいか分からない」
「一次試験は何とかなるけれど、面接が不安」
高校生にとって、英検は英語学習の目標として使いやすい試験です。
ただし、
英検対策=過去問だけを何度も解く
ではありません。
英検で必要になる力を分けると、
- 英単語
- 英文法
- 英文読解
- リスニング
- 英作文
- 面接・スピーキング
があります。
そのため、現在の弱点によって勉強する順番が変わります。
例えば、長文が読めない原因が英単語不足なら、長文問題を大量に解くより単語へ戻ったほうがよい場合があります。
英作文が書けない原因がアイデア不足に見えても、実際には、
主語+動詞
から英文を作る力が不足していることもあります。
学習塾フィンランドでは、英検対策を、
単語→文法→一文→長文→英作文・リスニング→面接
という流れで考えます。
一行まとめ
英検は過去問だけで対策せず、自分が止まっている英語の工程まで戻って補強する。
高校生が英検を受けるメリット
英検の勉強をすると、
- 英単語を増やす
- 文法を確認する
- 長文を読む
- 英作文を書く
- リスニングをする
- 英語を話す
という複数の英語技能をまとめて練習できます。
そのため、
英検だけの勉強
ではなく、
高校英語・大学受験英語の基礎作り
として活用できます。
特に高校生の場合は、学校英語と完全に切り離して考えないことが重要です。
最初に「何級を受けるか」を決める
いきなり教材を買う前に、現在の英語力を確認します。
見るポイントは、
- 学校の英語成績
- 英単語力
- 中学英文法
- 長文読解
- リスニング
- 英作文
- 過去問の得点
です。
最も分かりやすいのは、一度問題を見てみることです。
全部解けなくても構いません。
目的は、
合格できるか判定することではなく、どこで止まるか確認すること
です。
英検対策は「診断」から始める
例えば問題を解いて、
語彙問題で大量に落とす
→英単語・熟語を優先。
語彙問題は取れるが長文が読めない
→文法・英文構造を確認。
長文は読めるが設問を落とす
→根拠の取り方を練習。
英作文がほとんど書けない
→英文を作る型へ戻る。
リスニングだけ低い
→音声+英文理解を確認。
このように分けます。
高校生の英検勉強の基本順序
おすすめの流れは次のとおりです。
1.英単語・熟語
↓
2.中学〜高校英文法
↓
3.一文を正確に読む
↓
4.長文問題
↓
5.英作文
↓
6.リスニング
↓
7.過去問
↓
8.面接対策
もちろん完全に一つずつ終わらせる必要はありません。
例えば単語は最後まで継続しながら、長文や英作文へ進みます。
英検対策で最初に英単語を重視する理由
英検では英文を読む必要があります。
しかし単語の意味が分からなければ、
- 語彙問題
- 長文
- 英作文
- リスニング
すべてに影響します。
英単語は英語の材料です。
そのため、英検対策を始めるなら、
単語を後回しにしない
ことが重要です。
英単語は少数ずつ完璧にしなくてよい
例えば500語を覚えるとして、
一日10語を完璧にする
だけでは、最後の単語へ触れるまで時間がかかります。
おすすめは、
まず広い範囲を見る
↓
すぐ分かる単語を外す
↓
迷う単語・知らない単語へ集中する
方法です。
○
見た瞬間に意味が出る。
△
意味は分かるが少し迷う。
×
分からない。
次回は△と×を中心に確認します。
英単語は「意味が出る速度」も重要
英単語を、
10秒考えれば分かる
状態では、長文を読むときに時間がかかります。
頻出語は、
英語を見る
↓
意味がすぐ出る
状態を目指します。
一行まとめ
英単語は「覚えたか」だけでなく「すぐ思い出せるか」まで確認する。
英検長文が読めない人は文法へ戻る
単語はある程度分かる。
それでも長文が読めない。
その場合は、一文を確認します。
例えば、
The students who participated in the program learned many things.
を見て、
- 主語はどこか
- メインの動詞はどれか
- who以下は何を説明しているか
を判断できるか確認します。
骨格は、
The students learned many things.
です。
その間に、
who participated in the program
が入っています。
長文が苦手だからといって、長文だけを増やさないことが重要です。
高校英語では動詞を見る
英文を読むとき、最初に動詞を探します。
動詞が分かると、
- 主語
- 目的語
- 補語
- 修飾語
を整理しやすくなります。
さらに重要なのが、
- 自動詞
- 他動詞
です。
例えば、
discuss the problem
では、discussが目的語を直接取ります。
一方、
talk about the problem
では、aboutが必要です。
同じような日本語訳でも英文の形は違います。
一行まとめ
動詞は日本語訳だけで覚えず、「後ろに何を置くか」まで覚える。
この部分は、今後作る
「英語では自動詞と他動詞が最重要です」
の記事へ強くつなげられます。
英検の文法対策
英検対策で文法を勉強するときは、用語だけを暗記しないことです。
例えば、
現在完了=have+過去分詞
だけで終わらず、
- since
- for
- already
- yet
- ever
など、判断材料も確認します。
文法問題では、
なぜこれが正解なのか
だけでなく、
なぜ他の選択肢ではないのか
まで説明できると強くなります。
英検長文の読み方
英検長文では、すべての英文を完璧な日本語へ訳す必要はありません。
基本は、
一文の骨格を取る
↓
段落の内容をつかむ
↓
設問を見る
↓
本文中の根拠を探す
です。
長文では接続表現を見る
文章の流れを理解するには、
- however
- but
- because
- therefore
- for example
- in addition
などが役立ちます。
例えば、
however
が出たら、前の内容とは違う方向へ進む可能性があります。
because
なら理由が続きます。
単語を一語ずつ読むだけではなく、
文章がどちらへ動いているか
を見ることが重要です。
長文問題で答えだけ確認しない
間違えた問題では、
正解はBだった
で終わらせません。
確認するのは、
- 本文のどこが根拠だったか
- 自分はどこを根拠にしたか
- 選択肢のどの部分が違ったか
です。
長文の一行まとめ
正解選択肢を覚えず、本文根拠へ戻る。
英検英作文が書けない原因
英作文が苦手な高校生は、
英語で立派な意見を書かなければならない
と考えすぎることがあります。
しかし、最初に必要なのは、
簡単な英文を正確につなげること
です。
英作文は日本語を簡単にする
例えば、
私は高校生が海外で勉強することは良い経験になると思います。
そのまま難しい英語にしようとすると止まります。
まず日本語を分けます。
私は賛成です。
海外では新しい文化を学べます。
英語を使う機会も増えます。
このように簡単にします。
英語も、
I think …
First, …
Second, …
For these reasons, …
のように組み立てやすくなります。
英作文は型を持つ
英作文を毎回ゼロから考えないことが重要です。
例えば、
自分の意見
↓
理由1
↓
具体例・説明
↓
理由2
↓
具体例・説明
↓
結論
という基本構造を持ちます。
細かい形式は受験する級・年度の公式問題形式に合わせて確認してください。
英作文で難しい単語を使おうとしない
難しい語彙を使って文法ミスを増やすより、
自分が確実に使える単語
で文章を作るほうが安定します。
例えば、
beneficial
が曖昧なら、
good
を使って文全体を正しく作るという考え方もあります。
目的は難しい英語を書くことではなく、
自分の意見を英語として伝えること
です。
英作文で主語と動詞を先に決める
日本語から英作文するときは、
何を主語にするか
↓
動詞は何か
を先に決めます。
例えば、
スマートフォンを使うことで、生徒は簡単に情報を得られます。
なら、
Students can get …
から考えられます。
そのあと、
information easily by using smartphones
などを追加します。
英作文の基本手順
日本語を簡単にする
↓
主語を決める
↓
動詞を決める
↓
目的語・補語
↓
修飾を加える
英作文では自動詞・他動詞が重要になる
例えば、
enter the room
は前置詞を置きません。
arrive at the station
なら前置詞が必要です。
日本語訳だけで英文を作ると、
enter into the room
など、不要な前置詞を入れてしまうことがあります。
そのため、
動詞+後ろの形
で覚えることが英作文でも役立ちます。
英検リスニングが伸びない理由
リスニングが苦手な場合、
音が聞こえない
だけが原因とは限りません。
まずスクリプトを読んでみます。
読んでも分からない
→単語・文法・英文構造の問題。
読めば分かるが聞けない
→音声処理の問題。
この二つを分けます。
リスニング勉強の基本
音声を一度聞いて終わりではなく、
聞く
↓
答える
↓
スクリプト確認
↓
分からなかった表現確認
↓
音声を再度聞く
と進めます。
余裕があれば、
- 音読
- 音声に合わせて読む
練習もできます。
リスニングでは選択肢の先読みも練習する
問題形式によっては、聞く前に選択肢や情報を確認できる場合があります。
その場合、
何について聞かれそうか
を予測します。
例えば選択肢が、
- Monday
- Tuesday
- Wednesday
- Thursday
なら、
曜日を聞かれる可能性が高い
と分かります。
英検過去問はいつから始める?
完璧に勉強してから初めて過去問を見る必要はありません。
早い段階で一度見て、
どんな問題が出るか
を確認します。
その後、
単語
文法
長文
英作文
リスニング
の勉強へ戻ります。
そして、試験が近づいたら本格的に過去問演習を増やします。
過去問を解いたら得点だけを見ない
例えば長文を5問間違えたとしても、
- 単語不足
- 文構造
- 時間不足
- 根拠の取り違え
で原因が違います。
英作文でも、
- 内容を思いつかない
- 文法
- 語彙
- 文構造
- 時間
へ分けます。
一行まとめ
過去問の点数は結果。勉強する場所は失点原因から決める。
面接対策は「完璧な英語」を目指さない
面接が不安な高校生は、
間違えたらどうしよう
と考えすぎることがあります。
しかし、最初から難しい表現を話す必要はありません。
まず、
質問を理解する
↓
自分の意見を決める
↓
短い英文で答える
↓
理由を追加する
と練習します。
面接は声に出す
面接対策を頭の中だけで行わないことが重要です。
英語を読めても、
その場で口から出す
のは別の練習です。
例えば毎日5分でも、
- Yes, I do.
- I think so because …
- In my opinion, …
などを実際に口に出します。
面接では「沈黙」を減らす
答えを完璧に作ろうとして長時間止まるより、
簡単でも答え始める
ことを練習します。
例えば、
Do you think students should use smartphones at school?
と聞かれて、
難しい意見を考えすぎず、
Yes, I do.
Students can find information quickly.
のように、まず短く答えます。
高1で英検を受ける場合
高校1年生の場合は、
学校英語の基礎固め+英検
として使いやすいです。
特に、
- 中学文法の穴
- 高校英単語
- 一文の構造
- 英作文
を早めに整えると、その後の大学受験英語にもつながります。
高2で英検を受ける場合
高2では、
- 大学受験
- 学校
- 英検
をつなげて考えます。
英検対策を別物にせず、
英単語
英文法
長文
など、大学受験と共通する部分を中心に学習します。
高3で英検を考える場合
高3では、受験までの残り期間や志望校の入試方式も考える必要があります。
英検対策にどれだけ時間を使うかは、
- 現在の級
- 必要な級・スコア
- 志望校
- 受験方式
- 他科目の状況
によって変わります。
ここは学校・志望大学の最新の募集要項を確認しながら判断することが重要です。
部活動が忙しい高校生の英検勉強
英検はスキマ時間を使いやすいです。
通学中
英単語。
学校の休み時間
前日の△・×単語。
帰宅後
英文法・英作文。
休日
長文・リスニング・過去問。
一行まとめ
単語はスキマ時間、英作文と長文は机、休日は過去問。
平日30分の英検対策
10分
英単語。
10分
英文法。
10分
長文または英作文。
平日60分
15分
英単語。
15分
英文法。
15分
長文。
15分
英作文またはリスニング。
休日120分
20分
英単語。
30分
長文。
20分
英作文。
30分
リスニング。
20分
間違い直し。
英検対策で避けたい勉強法
過去問だけ繰り返す
基礎不足が残ります。
単語を後回しにする
すべての技能へ影響します。
長文を全文和訳する
時間がかかりすぎる場合があります。
英作文を暗記だけで乗り切る
問題が変わると対応しにくくなります。
リスニングを聞き流す
聞けなかった原因が分かりません。
面接を読むだけで対策する
実際に話す練習が不足します。
教材を増やしすぎる
どれも中途半端になります。
英検教材の選び方
教材にはそれぞれ役割があります。
- 単語帳
- 文法
- 過去問
- 英作文
- 面接
同じ役割の教材を何冊も買う必要はありません。
基本は、
一つの役割に中心教材を一冊
です。
まず一周して、苦手部分を繰り返します。
英検対策のチェックリスト
- 最初に一度問題形式を確認した
- 英単語を継続している
- 単語を広い範囲で繰り返している
- 中学英文法に穴がないか確認した
- 英文で動詞を見ている
- 自動詞・他動詞を意識している
- 長文で主語・動詞を取れる
- 接続表現を見ている
- 設問根拠を本文へ戻している
- 英作文の基本構造を決めている
- 英作文で難しい日本語を簡単にしている
- リスニングのスクリプトを確認している
- 過去問の失点原因を分析している
- 面接練習を実際に声に出している
- 同じ役割の教材を増やしすぎていない
最終まとめ
高校生の英検対策は、
過去問を大量に解けばよい
というものではありません。
基本は、
英単語
↓
英文法
↓
動詞・文構造
↓
長文
↓
英作文
↓
リスニング
↓
過去問
↓
面接
です。
そして過去問を解いたら、
点数を見る
↓
失点理由を見る
↓
普段の教材へ戻る
ことが重要です。
英検対策をすることで、高校英語そのものを強くする。
この考え方で進めると、定期テストや大学受験へもつなげやすくなります。
水戸市で高校生の英検対策ができる塾を探している方へ
学習塾フィンランドでは、高校生の指導を特に重視しています。
高校英語については、
- 英検
- 定期テスト
- 英単語
- 英文法
- 自動詞・他動詞
- 英文解釈
- 長文
- 英作文
- リスニング
- 大学受験
まで、生徒の現在地に合わせて進めます。
例えば長文が読めない場合でも、
長文を大量に解かせる
のではなく、
単語は分かるか
↓
動詞を取れるか
↓
主語を判断できるか
↓
一文を読めるか
↓
段落を理解できるか
と原因を確認します。
英作文でも、
模範解答を暗記する
だけではなく、
主語→動詞→理由
から自分で英文を作る練習を行います。
学習塾フィンランドが向いている高校生
- 英検を何から始めればよいか分からない
- 英単語が覚えられない
- 長文が読めない
- 英作文が書けない
- リスニングが苦手
- 面接が怖い
- 中学英文法から戻りたい
- 学校英語と英検を両立したい
- 大学受験にもつながる英検対策をしたい
- 少人数で英語を見てほしい

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