「集団授業では質問できない」
「個別指導だと先生に見られ続けて緊張する」
「自分のペースで進めたいが、完全な自学では続かない」
「授業を聞くだけでなく、問題を解く時間も確保したい」
このような悩みを持つ中学生・高校生には、少人数制の学習塾が合う可能性があります。
少人数制指導は、一般的に、
- 大人数の集団授業より生徒数が少ない
- 講師が一人ひとりの進捗を確認しやすい
- 生徒自身が問題を解く時間を取りやすい
- 必要に応じて個別に説明を受けられる
という特徴があります。
ただし、「少人数制」と書かれていても、指導内容は塾によって異なります。
一斉授業を少ない人数で行う塾もあれば、生徒ごとに異なる教材を進める塾もあります。
そのため、人数だけではなく、
少ない人数を生かして、どこまで学習内容や進度を調整してもらえるか
を確認することが重要です。
学習塾フィンランドでは、少人数制を次のように考えています。
必要な説明は個別に行い、演習は生徒自身が行い、講師が進度と理解度を確認する。
- 少人数制学習塾
- 少人数制学習塾とは
- 少人数制と集団指導の違い
- 少人数制と個別指導の違い
- 少人数制と映像授業の違い
- 少人数制と完全な自立学習の違い
- 少人数制のメリット1.質問しやすい
- メリット2.生徒ごとに戻る単元を変えやすい
- メリット3.授業中に演習時間を確保しやすい
- メリット4.学習量を調整しやすい
- メリット5.講師が学習過程を見やすい
- メリット6.周囲の生徒から刺激を受けられる
- メリット7.複数教科を扱いやすい
- メリット8.欠席や部活動へ対応しやすい場合がある
- 少人数制の注意点1.人数が少なければ必ず手厚いとは限らない
- 注意点2.自分で問題を解く時間が多い
- 注意点3.自分から取り組む姿勢も必要
- 注意点4.教室の運営方法によって差が大きい
- 少人数制が向いている生徒
- 1.大人数では質問しにくい生徒
- 2.マンツーマンでは緊張する生徒
- 3.自分のペースで進めたい生徒
- 4.勉強方法から教えてほしい生徒
- 5.家庭では勉強を始められない生徒
- 6.複数教科を管理してほしい生徒
- 7.前学年へ戻る必要がある生徒
- 8.定期テストと受験を並行したい生徒
- 少人数制が合わない可能性がある生徒
- 完全に一対一で説明してほしい
- 高い競争環境を求めている
- 自分で計画も復習も管理できる
- 特定科目の高度な添削を受けたい
- 少人数制の授業で確認したいこと
- 入塾前に聞きたい質問
- 少人数制で大切な「待ち時間」の確認
- 少人数制で大切な「説明しすぎない指導」
- 少人数制で大切な「説明後の再演習」
- 教科別の少人数制指導
- 英語
- 数学
- 国語
- 理科
- 社会
- 定期テスト前の少人数制指導
- 高校受験での少人数制指導
- 大学受験での少人数制指導
- 不登校・学校へ行きづらい生徒と少人数制
- 少人数制でも家庭学習は必要か
- 少人数制で成績を上げるための家庭学習
- 保護者が確認したいこと
- 保護者が避けたい声かけ
- 少人数制学習塾を選ぶチェックリスト
- 少人数制学習塾
- 学習塾フィンランドの少人数指導
- 学習塾フィンランドが少人数制を採用する理由
- 学習塾フィンランドが向いている方
- 水戸市で少人数制学習塾を探している方へ
少人数制学習塾
集団の刺激を残しながら、一人ひとりの停止地点・教材・進度を調整する。
流れにすると、
現在地を確認
↓
必要な説明を受ける
↓
自分で問題を解く
↓
間違いを確認する
↓
必要な生徒へ個別に再説明
↓
次の課題へ進む
です。
少人数制学習塾とは
少人数制学習塾に、全国共通の厳密な定義があるわけではありません。
一般的には、大人数の集団授業よりも生徒数を抑えた形式を指します。
ただし、実際には次のような違いがあります。
少人数の一斉授業
数人から十数人程度で、同じ内容の授業を受けます。
少人数の個別進行型
同じ教室内で、生徒ごとに異なる課題を進めます。
学年混在型
中学生・高校生など、異なる学年の生徒が同じ時間帯に学習します。
教科混在型
同じ時間帯に、数学を学ぶ生徒と英語を学ぶ生徒がいます。
解説と演習を組み合わせる形式
必要な内容を短く説明した後、生徒が問題演習を行います。
「少人数制」という名称だけでは内容が分かりません。
入塾前には、
- 一回の授業人数
- 同じ内容を一斉に学ぶのか
- 生徒ごとに教材が違うのか
- 講師が何人いるのか
- 説明と演習の割合
- 質問の方法
を確認します。
少人数制と集団指導の違い
集団指導では、基本的に同じ学年・同じクラスの生徒が、同じ授業を受けます。
カリキュラムに沿って授業が進むため、全体の進度が明確です。
一方、少人数制では、集団指導よりも一人ひとりの状況を確認しやすくなります。
集団指導の基本構造
講師が全体へ説明
↓
全員が同じ問題へ取り組む
↓
決められた進度で次へ進む
少人数制の基本構造
共通部分を説明
↓
生徒ごとに問題へ取り組む
↓
講師が各生徒を確認
↓
必要に応じて個別に補足
↓
理解度に応じて次へ進む
少人数制では、全員が必ず同じ速度で進む必要はありません。
少人数制と個別指導の違い
個別指導では、講師一人に対して生徒一人、または二人から数人という形式が一般的です。
講師との距離が近く、質問しやすいことが特徴です。
少人数制との違いは、塾によってかなり曖昧です。
個別指導でも講師一人が複数人を担当する場合があり、少人数制でも生徒ごとに個別課題を進める場合があります。
そのため、名称ではなく実際の授業を確認します。
個別指導で確認したいこと
- 講師一人が何人を見るか
- 担当講師は固定か
- 一人に説明している間、他の生徒は何をするか
- 生徒ごとに授業内容を変えられるか
- 演習時間は十分にあるか
少人数制で確認したいこと
- 一クラスの人数
- 講師が進捗を確認する頻度
- 質問しなくても声をかけてもらえるか
- 教材や進度を個別に変えられるか
- 欠席や遅れへ対応できるか
少人数制と映像授業の違い
映像授業では、録画された授業を視聴します。
優れた講師の授業を繰り返し見られることが強みです。
一方で、視聴しただけで勉強が完了したと感じやすいという注意点があります。
少人数制では、講師がその場にいるため、
- 本当に問題を解けているか
- 手が止まっていないか
- 解説を写していないか
- 間違いを直しているか
- 次に何へ進むべきか
を確認しやすくなります。
映像授業
視聴
↓
自分で演習
↓
自分で復習を管理
少人数制
説明
↓
その場で演習
↓
講師が確認
↓
必要に応じて修正
自己管理が得意な生徒には映像授業が合う可能性があります。
一人では視聴だけで終わりやすい生徒には、少人数制の管理が役立つ場合があります。
少人数制と完全な自立学習の違い
自立学習型では、生徒自身が教材を進め、分からないときに質問します。
自分で考える時間を多く取れることが強みです。
ただし、自分から質問できない生徒は、分からないまま止まることがあります。
少人数制では、完全に生徒任せにせず、講師側から進捗を確認できます。
問題を解いているか
↓
どこで止まったか
↓
原因は何か
↓
必要な説明だけ行う
↓
再び自分で解く
という形です。
自立とは、最初から一人で全部できることではありません。
必要な支援を受けながら、自分で進められる範囲を少しずつ増やすこと
です。
少人数制のメリット1.質問しやすい
大人数の授業では、
- 授業を止めたくない
- 周囲に分からないと思われたくない
- 何を質問すればよいか分からない
- 先生まで距離がある
などの理由で、質問できない生徒がいます。
少人数制では、講師が生徒の手元や進捗を確認しやすいため、本人が質問する前に声をかけられることがあります。
例えば、
ここまでは解けているね。次の式で止まった?
この単語ではなく、文の主語と動詞で迷っている?
正解しているけれど、選択肢を選んだ理由を説明できる?
という確認ができます。
質問する力も大切ですが、質問できない生徒を放置しない仕組みも必要です。
メリット2.生徒ごとに戻る単元を変えやすい
同じ中学2年生でも、つまずいている場所は異なります。
数学
- 正負の数
- 分数計算
- 方程式
- 比例・反比例
- 一次関数
英語
- be動詞
- 一般動詞
- 時制
- 助動詞
- 不定詞
- 英単語
現在の授業内容だけを説明しても、前提が抜けていると理解できません。
少人数制では、生徒ごとに必要な地点へ戻りやすくなります。
例えば同じ時間帯でも、
- 一人は連立方程式
- 一人は中1の文字式
- 一人は高校数学の二次関数
へ取り組む形式があります。
メリット3.授業中に演習時間を確保しやすい
成績を上げるには、説明を聞くだけでなく、自分で問題を解く必要があります。
少人数制では、講師が全時間話し続けるのではなく、生徒が問題へ取り組む時間を確保できます。
基本の流れは、
説明を受ける
↓
例題を確認する
↓
自分で類題を解く
↓
講師が答案を確認する
↓
間違いを修正する
です。
授業中に自力で解くことで、
- 本当に理解しているか
- 最初の一手が出るか
- 計算ミスがあるか
- 問題文を読めているか
を確認できます。
メリット4.学習量を調整しやすい
同じ60分でも、必要な学習量は生徒によって異なります。
- 基本問題を丁寧に3問解く生徒
- 標準問題を10問進める生徒
- 英単語を高速回転する生徒
- 過去問の失点分析を行う生徒
がいます。
全員へ同じ量を与えると、
- 簡単すぎる
- 難しすぎる
- 終わらない
- 待ち時間が生まれる
ことがあります。
少人数制では、理解度に応じて問題数や難度を調整しやすくなります。
メリット5.講師が学習過程を見やすい
答えだけを見ても、なぜ間違えたか分からない場合があります。
少人数制では、問題を解いている途中を見やすいため、
- 途中式を省略している
- 問題文へ線を引いていない
- 解説をすぐ見ている
- 一問で長く止まっている
- 丸付けを後回しにしている
- 正解した問題を理解していない
といった学習過程を確認できます。
成績が上がらない原因は、知識不足だけとは限りません。
勉強の進め方そのもの
に原因があることもあります。
メリット6.周囲の生徒から刺激を受けられる
完全なマンツーマンでは、他の生徒の学習状況が見えません。
少人数制では、周囲に勉強している生徒がいるため、
- 自分も始めやすい
- 集中を保ちやすい
- 他の生徒の頑張りが刺激になる
- 一人だけではない安心感がある
という効果が期待できます。
ただし、競争が強すぎる環境が合わない生徒もいます。
少人数制は、大人数の競争環境と完全個別の中間として機能することがあります。
メリット7.複数教科を扱いやすい
完全な教科別授業では、その時間は一教科だけに限定されることがあります。
個別進行型の少人数制では、生徒ごとに課題を変えられるため、
- 数学の解き直し
- 英単語
- 理科の一問一答
- 社会の資料問題
- 学校ワーク
などを組み合わせやすくなります。
定期テスト前には、残っている教科へ時間を多く使うなどの調整もできます。
メリット8.欠席や部活動へ対応しやすい場合がある
全員が同じ授業を受ける形式では、一度欠席すると内容が進んでしまいます。
個別進行型の少人数制なら、欠席後に自分の続きから再開できる場合があります。
ただし、振替や欠席対応は塾ごとに異なります。
入塾前に、
- 振替の有無
- 欠席分の扱い
- 遅刻時の対応
- 部活動との調整
- テスト前の追加利用
を確認します。
少人数制の注意点1.人数が少なければ必ず手厚いとは限らない
一クラスの人数が少なくても、講師が説明だけを続ける形式なら、個別確認の時間が少ない場合があります。
反対に、多少人数がいても、学習管理の仕組みが整っていれば、進捗を細かく確認できる場合があります。
見るべきなのは人数そのものではなく、
- 一人あたりにどのくらい声がかかるか
- 答案を見てもらえるか
- 手が止まった状態を把握してもらえるか
- 次の課題を調整してもらえるか
です。
注意点2.自分で問題を解く時間が多い
少人数制では、生徒が自分で演習する時間を重視することがあります。
そのため、
「先生がずっと説明してくれる授業」
を期待していると、合わないと感じるかもしれません。
しかし、テストで必要なのは、自分で解く力です。
講師の役割は、すべての時間で答えを教えることではありません。
必要な説明を行い、自分で解かせ、止まった部分を修正する
ことです。
注意点3.自分から取り組む姿勢も必要
講師が進捗を管理しても、最終的に問題を解くのは生徒本人です。
- 教材を開かない
- 指示された問題へ取り組まない
- 解答を写す
- 分からなくても何も伝えない
という状態では、少人数制の効果を生かしにくくなります。
ただし、最初から高い自立性が必要という意味ではありません。
講師の声かけによって、
一問始める
↓
解けたことを確認する
↓
次の一問へ進む
という小さな行動を積み重ねます。
注意点4.教室の運営方法によって差が大きい
少人数制は自由度が高い分、教室の運営力が重要です。
確認したいのは、
- 生徒ごとの計画があるか
- 進捗記録があるか
- 講師間で情報共有されるか
- 宿題を確認するか
- テスト結果を分析するか
- 保護者へ報告があるか
です。
単に生徒を同じ部屋へ集め、自習させるだけでは、必要な指導が不足することがあります。
少人数制が向いている生徒
1.大人数では質問しにくい生徒
周囲の目が気になり、集団授業で質問できない生徒です。
講師から個別に声をかけてもらえる環境が役立つ場合があります。
2.マンツーマンでは緊張する生徒
講師と一対一で向き合い続けると、かえって緊張する生徒もいます。
少人数制なら、自分で取り組む時間を確保しながら、必要なときに質問できます。
3.自分のペースで進めたい生徒
学校や集団授業の進度が、
- 速すぎる
- 遅すぎる
- 現在の理解度と合わない
と感じる生徒です。
少人数制なら、必要な場所へ戻ったり、先へ進んだりしやすくなります。
4.勉強方法から教えてほしい生徒
問題の答えだけでなく、
- 問題集の使い方
- 丸付けの方法
- 間違い直し
- 復習のタイミング
- テストまでの計画
を指導してほしい生徒です。
講師が学習過程を見られる少人数制と相性がよい場合があります。
5.家庭では勉強を始められない生徒
家に帰ると、
- スマートフォンを見る
- 横になる
- 動画を見る
- 何をするか迷う
という生徒です。
通塾によって、勉強を始める場所と時間を固定できます。
6.複数教科を管理してほしい生徒
定期テスト前に、
- 英語だけ終わっていない
- 理科・社会の暗記を後回しにしている
- 提出物が残っている
という生徒です。
少人数制で複数教科へ対応できる場合、教科間の配分を調整しやすくなります。
7.前学年へ戻る必要がある生徒
現在の学年の授業を受けても分からない原因が、前の学年にある生徒です。
例えば、
- 中2数学で中1の方程式へ戻る
- 高校英語で中学英文法へ戻る
- 高校数学で中学校の分数計算へ戻る
といった対応が必要です。
8.定期テストと受験を並行したい生徒
学校ワークを進めながら、受験勉強も行う必要がある生徒です。
少人数制では、時期によって、
- 通常期は基礎・受験勉強
- テスト前は学校ワーク
- 模試後は弱点補強
- 直前期は過去問
へ調整しやすい場合があります。
少人数制が合わない可能性がある生徒
少人数制がすべての生徒に最適とは限りません。
完全に一対一で説明してほしい
講師が常に隣にいる環境を求める場合は、マンツーマン指導のほうが合う可能性があります。
高い競争環境を求めている
同じ志望校の生徒と競い、順位やクラス分けを刺激にしたい場合は、集団進学塾が合うことがあります。
自分で計画も復習も管理できる
自己管理ができ、必要なのが高度な講義だけなら、映像授業や専門講座が効率的な場合があります。
特定科目の高度な添削を受けたい
難関大学向けの英作文・小論文・数学記述など、専門的な添削を継続的に受けたい場合は、専門講師の個別指導が必要になることがあります。
大切なのは、指導形式の優劣ではありません。
現在の課題に合う形式を選ぶこと
です。
少人数制の授業で確認したいこと
体験授業では、次の点を確認します。
講師が現在地を確認しているか
いきなり授業を始めるのではなく、答案・教材・理解度を見ているか確認します。
生徒自身が問題を解いているか
講師の説明を聞くだけで終わっていないかを見ます。
間違いを原因別に見ているか
不正解に対して、答えを伝えるだけでなく、
- 知識不足
- 解法判断
- 計算
- 読み違い
- 時間不足
などを確認しているかを見ます。
質問していない生徒にも声をかけているか
質問できる生徒だけが指導を受ける状態になっていないか確認します。
次に何をするか明確か
一問終わるたびに長い待ち時間が生まれていないかを見ます。
入塾前に聞きたい質問
人数について
- 一回の授業に何人いますか
- 学年や教科は混在しますか
- 講師は何人いますか
指導方法について
- 一斉授業ですか、個別進行ですか
- 生徒ごとに教材を変えられますか
- 前学年へ戻ることはできますか
- 授業中の説明と演習の割合はどのくらいですか
質問対応について
- 自分から質問できない場合はどう対応しますか
- 一人の生徒へ説明している間、他の生徒は何をしますか
- 質問の順番待ちはありますか
学習管理について
- 宿題はどのように確認しますか
- 学校ワークも見てもらえますか
- 学習計画は作ってもらえますか
- テスト後の答案分析はありますか
費用について
- 月謝以外に必要な費用はありますか
- 教材費・管理費はいくらですか
- 季節講習は必須ですか
- 通塾回数を変更できますか
少人数制で大切な「待ち時間」の確認
講師が一人で複数の生徒を見る場合、待ち時間が発生する可能性があります。
例えば、ある生徒へ10分説明している間、他の生徒が何もできずに待っているなら、学習効率が下がります。
理想は、
説明を受ける
↓
自力で数問進める
↓
講師が別の生徒を確認
↓
終了後に答案確認を受ける
という循環です。
生徒が自分で進める課題を常に持っているかを確認します。
少人数制で大切な「説明しすぎない指導」
分からない問題があると、すぐに最初から最後まで説明したくなります。
しかし、説明を受けすぎると、生徒が考える時間が減ります。
少人数制では、講師が次のようなヒントを出せます。
この問題は何を求めていますか。
使えそうな公式はどれですか。
主語と動詞はどこですか。
この出来事の前に何がありましたか。
実験で変えた条件は何ですか。
答えをすぐ教えるのではなく、止まった工程だけを支援します。
少人数制で大切な「説明後の再演習」
説明を受けた直後は、内容を覚えています。
そのため、同じ問題なら解ける可能性があります。
本当に理解したかを確認するには、
- 数字が違う問題
- 聞かれ方が違う問題
- 数日後の再テスト
- 単元名が書かれていない問題
へ進む必要があります。
完成までの流れ
説明を受ける
↓
同じ問題を解き直す
↓
類題を解く
↓
数日後に再確認する
↓
テスト形式で使う
少人数制の強みは、この流れを生徒ごとに確認しやすいことです。
教科別の少人数制指導
英語
英語では、生徒によって戻る地点が異なります。
- 英単語
- be動詞・一般動詞
- 時制
- 不定詞・関係詞
- 英文解釈
- 長文
- 英作文
- リスニング
少人数制では、一人は中学英文法へ戻り、別の生徒は大学受験長文へ進むこともできます。
英語の指導
単語を確認
↓
主語・動詞を取る
↓
文構造を理解
↓
問題で使う
↓
読解・英作文へつなげる
数学
数学では、解説を聞くだけでなく、途中式を見ることが重要です。
- 公式を選べない
- 最初の一手が出ない
- 計算ミス
- 問題文を式へ変換できない
- 図を描いていない
などを確認します。
数学の指導
何を求めるか
↓
条件を確認
↓
使う公式・解法
↓
最初の一手
↓
自力で計算
↓
検算
国語
国語では、感覚で選択肢を選んでいないか確認します。
- 本文の根拠
- 接続語
- 対比
- 言い換え
- 指示語
- 記述要素
を、生徒の答案に合わせて確認します。
古文では、単語・文法・主語把握へ戻ることもあります。
理科
理科では、
- 用語
- 現象理解
- 実験条件
- グラフ
- 公式
- 計算
- 考察
のどこで止まっているか分けます。
一問一答だけでなく、実験・資料・計算問題へつなげます。
社会
社会では、
- 歴史の流れ
- 地図上の位置
- 地理的条件と産業
- 公民制度の目的
- 資料読み取り
- 記述の因果関係
を確認します。
生徒ごとに苦手な時代や地域へ戻り、用語を流れの中へ配置します。
定期テスト前の少人数制指導
定期テスト前には、生徒ごとに進捗が異なります。
生徒A
学校ワーク一周目が終わっていない。
生徒B
一周目は終わったが、間違い直しをしていない。
生徒C
基本問題は解けるが、応用・記述が弱い。
生徒D
提出物は終わっているが、暗記科目が残っている。
全員へ同じ授業を行うより、それぞれの課題へ取り組むほうが効率的な場合があります。
少人数制では、
現在の進捗
↓
残り日数
↓
優先教科
↓
今日行うページ
↓
次回までの課題
を個別に調整しやすくなります。
高校受験での少人数制指導
高校受験では、同じ志望校でも失点原因が異なります。
- 英語長文
- 数学の関数
- 国語の記述
- 理科の計算
- 社会の資料
などです。
模試や過去問を解いた後に、
科目別得点
↓
単元別失点
↓
原因別分類
↓
基礎教材へ戻る
↓
類題
↓
再テスト
という流れを生徒ごとに作ります。
大学受験での少人数制指導
大学受験では、志望校・受験方式によって必要科目が変わります。
- 共通テスト
- 国公立二次
- 私立一般
- 学校推薦型
- 総合型選抜
- 英検利用
などです。
少人数制では、生徒ごとに、
- 使用参考書
- 科目の優先順位
- 一週間の学習量
- 過去問開始時期
- 学校課題との両立
- 苦手単元への戻り
を変えやすくなります。
ただし、高度な専門科目や難関大学の添削については、対応範囲を入塾前に確認する必要があります。
不登校・学校へ行きづらい生徒と少人数制
学校へ行きづらい生徒にとって、大人数の教室が負担になる場合があります。
少人数制では、
- 人数が少ない
- 自分のペースで進められる
- 学年へこだわらず戻れる
- 発言を強制されにくい
- 小さな学習から始めやすい
という点が合う可能性があります。
一方で、教室の雰囲気や時間帯は塾ごとに異なります。
体験時には、
- 人数
- 音や会話の量
- 席の配置
- 講師の声かけ
- 休憩の取り方
- 通塾時間帯
を確認します。
少人数制でも家庭学習は必要か
少人数制へ通えば、家庭学習が不要になるわけではありません。
授業で理解し、教室で演習しても、時間がたつと忘れます。
そのため、
教室で理解・演習
↓
家庭で短く復習
↓
次回に再確認
↓
テストで使用
という流れが必要です。
ただし、家庭学習が苦手な生徒には、
- 宿題を具体的にする
- 最初の問題を指定する
- 量を小さくする
- 次回に必ず確認する
という支援ができます。
少人数制で成績を上げるための家庭学習
授業当日
授業で間違えた問題を一問だけ解き直します。
翌日
△と×を短時間で確認します。
3日後
答えを見ずに類題を解きます。
1週間後
テスト形式で再確認します。
一度に長時間行うより、短い復習を複数回入れます。
保護者が確認したいこと
入塾後は、点数だけでなく学習行動を確認します。
- 塾で何を学んだか説明できるか
- どの問題で止まっているか分かるか
- 宿題の内容が具体的か
- 学校ワークが以前より進んでいるか
- 間違い直しをするようになったか
- 自分から教材を開けるようになったか
- 質問できているか
- 学習時間が安定したか
成績には時間がかかる場合があります。
まず、学習行動が変わっているかを見ます。
保護者が避けたい声かけ
「少人数なのだから、すぐ成績が上がるでしょう」
↓
まず、勉強の進め方や間違い直しが変わったか確認しよう。
「先生へ全部教えてもらいなさい」
↓
説明を受けた後、自分で解けるか確認しよう。
「分からないならすぐ質問しなさい」
↓
どこまでは分かり、どこで止まったか整理してみよう。
「塾へ行っているから家では勉強しなくていい」
↓
授業で間違えた問題だけ、短く再確認しよう。
「個別指導のほうが絶対によい」
↓
本人に必要なのは、説明・演習・管理のどの部分か考えよう。
少人数制学習塾を選ぶチェックリスト
次の項目を確認してみてください。
- 一回の授業人数を確認した
- 一斉授業か個別進行か分かっている
- 講師一人が見る人数を確認した
- 生徒ごとに教材を変えられる
- 前学年へ戻ることができる
- 授業中に自力で解く時間がある
- 質問できない生徒にも声をかける
- 間違いを原因別に見てもらえる
- 解説後に解き直しを行う
- 待ち時間が長すぎない
- 宿題の内容が具体的
- 学校ワークも管理してもらえる
- 定期テスト前に課題を調整できる
- 欠席・振替方法を確認した
- 月謝以外の費用を確認した
- 本人が教室の雰囲気へ納得している
当てはまらない項目が多い場合は、「少人数制」という名称だけで決めず、体験授業や面談で確認することが大切です。
少人数制学習塾
少人数制の価値は、人数が少ないことではなく、一人ひとりの課題・進度・答案を見て、説明と演習を調整できること。
流れにすると、
現在地を確認
↓
戻る単元を決める
↓
必要な部分を説明
↓
自分で問題を解く
↓
答案と学習過程を確認
↓
間違いを修正
↓
数日後に再確認
↓
テストで測る
です。
少人数制・個別指導・集団指導のどれが最も優れている、ということではありません。
本人の課題が、
- 説明不足
- 演習不足
- 質問できない
- 学習管理
- 前学年の抜け
- 競争環境の不足
のどこにあるかによって、適切な形式は変わります。
学習塾フィンランドの少人数指導
学習塾フィンランドは、水戸市大工町にある少人数制の学習塾です。
指導の軸は、
神授業×神勉強法×少人数
です。
少人数制を、単に教室の人数を減らすこととは考えていません。
一人ひとりについて、
- 現在の学力
- 苦手単元
- 学校ワークの進捗
- 使用教材
- 問題の解き方
- 間違いの種類
- 定期テスト・受験までの残り期間
を確認し、学習内容を調整します。
基本の指導手順は次のとおりです。
テスト答案・教材を確認
↓
停止地点を特定
↓
必要な単元へ戻る
↓
分かりやすく説明
↓
生徒自身が問題を解く
↓
○・△・×へ分類
↓
△と×を高速回転
↓
数日後に再確認
↓
定期テスト・模試・過去問で測る
学習塾フィンランドが少人数制を採用する理由
大人数の授業では、生徒全員へ同じ説明を届けやすい一方、一人ひとりの答案や停止地点を継続的に確認することが難しくなる場合があります。
完全なマンツーマンでは、個別説明を行いやすい一方、生徒が先生の説明を待つ状態になる可能性があります。
学習塾フィンランドでは、その中間として、
必要なときは個別に説明し、それ以外の時間は自分で問題を解く
ことを重視しています。
テストでは、最終的に一人で問題を解かなければなりません。
そのため、授業中から自力で考える時間を確保します。
学習塾フィンランドが向いている方
次のような中学生・高校生は、少人数制指導と相性がよい可能性があります。
- 大人数では質問しにくい
- 一対一では緊張する
- 自分のペースで進めたい
- 前学年へ戻りたい
- 学校ワークを管理してほしい
- 授業を受けても自宅で解けない
- 問題集の使い方から教えてほしい
- 複数教科を計画的に進めたい
- 定期テストと受験を並行したい
- 勉強習慣を作りたい
- 参考書や過去問の使い方が分からない
- 不登校や学校へ行きづらい状況で、自分のペースで学びたい
水戸市で少人数制学習塾を探している方へ
無料体験・学習相談では、最初に現在の学習状況を確認します。
- 学年・学校
- 定期テスト・模試の得点
- 苦手科目・単元
- 学校ワークの進捗
- 使用している参考書・問題集
- 家庭学習時間
- 問題集の丸付け方法
- 解き直しの有無
- 志望校・受験方式
- 塾へ求めていること
そのうえで、
どの単元へ戻り、何を使い、どのくらいのペースで進めるか
を整理します。
少人数制が本人に合うかどうかは、実際の教室の雰囲気や指導方法を見なければ分かりません。
水戸市で塾を探している方は、複数の塾を比較したうえで、本人が継続して学べる環境を選ぶことが大切です。

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