「以前は勉強していたのに、最近は机に向かわなくなった」
「勉強の話をすると、すぐに怒ったり黙ったりする」
「宿題を始めるまでに何時間もかかる」
「うちの子は、もともと勉強が嫌いなのではないか」
このように悩んでいる保護者の方は少なくありません。
しかし、子どもが生まれつき勉強を嫌っているとは限りません。
幼い子どもは、本来、
- 知らないことを質問する
- 新しい言葉を覚える
- できなかったことへ挑戦する
- 自分で発見したことを話す
といった学びを自然に行っています。
それにもかかわらず、成長するにつれて「勉強が嫌い」と言うようになるのは、勉強そのものではなく、勉強に伴う苦痛や失敗体験を避けるようになるからです。
学習塾フィンランドでは、勉強嫌いを本人の性格や意志の弱さだけで判断せず、
いつから、何がきっかけで、勉強するとどのような気持ちになるようになったのか
を確認することを大切にしています。
- 子どもは最初から勉強嫌いではない
- 勉強が嫌いになる代表的なタイミング
- 1.授業が分からなくなったとき
- 2.努力しても結果が出なかったとき
- 3.周囲と比較されたとき
- 4.間違えたときに責められたとき
- 5.宿題が多すぎて終わらなくなったとき
- 6.勉強の目的が分からなくなったとき
- 7.勉強時間だけを評価されたとき
- 8.休むことを認めてもらえなかったとき
- 9.自分に合わない勉強法を続けたとき
- 10.分からないと言えなくなったとき
- 「勉強したくない」は、自分を守る言葉かもしれない
- 勉強嫌いになった子に、いきなり長時間勉強させない
- 簡単すぎる問題から始めてもよい
- 結果より、改善した行動を見る
- 褒めるときは、具体的な行動を伝える
- 保護者も不安になって当然
- 勉強嫌いを改善する5つのステップ
- 学習塾フィンランドの考える勉強嫌いへの対応
- 勉強嫌いになるまとめ
- 水戸市で勉強嫌いに対応した塾を探している方へ
- 無料体験・学習相談
子どもは最初から勉強嫌いではない
小さな子どもは、分からないことがあると何度も質問します。
「これは何?」
「どうして?」
「やってみたい」
この行動は、学習そのものです。
ところが学校生活が始まると、学びに次の要素が加わります。
- 正解と不正解
- 点数
- 順位
- 制限時間
- 宿題
- 周囲との比較
- 先生や保護者からの評価
学ぶことが、
知る楽しさ
ではなく、
間違えないこと、怒られないこと、周囲に遅れないこと
へ変わると、勉強に対する感覚も変化します。
勉強嫌いは、学ぶ意欲がなくなったというより、学習場面で傷つかないための防御反応である場合があります。
勉強が嫌いになる代表的なタイミング
1.授業が分からなくなったとき
勉強嫌いが始まりやすいのは、授業内容が理解できなくなったときです。
最初は少し分からないだけでも、そのまま授業が進むと、分からない部分が積み重なります。
例えば数学では、
正負の数
↓
文字式
↓
方程式
↓
比例・反比例
↓
関数
のように、前の単元が次の単元の土台になります。
方程式が十分に理解できていなければ、その後の関数や文章題でもつまずきやすくなります。
英語も同様です。
be動詞・一般動詞
↓
疑問文・否定文
↓
時制
↓
不定詞・動名詞
↓
関係代名詞
という積み重ねがあります。
途中が抜けたまま現在の学年の内容を勉強しても、本人には説明が理解できません。
それでも周囲から、
「ちゃんと授業を聞きなさい」
「もっと集中しなさい」
と言われると、子どもは、
自分は聞いても分からない
勉強してもできない
と思うようになります。
2.努力しても結果が出なかったとき
子どもが一度テストで悪い点を取っただけで、すぐに勉強嫌いになるとは限りません。
大きな影響を与えるのは、
頑張ったつもりなのに、結果が出なかった経験
です。
例えば、
- 長時間ノートをまとめた
- 教科書を何度も読んだ
- 漢字や英単語を大量に書いた
- 前日に何時間も勉強した
にもかかわらず、テストで点数が取れなかったとします。
このとき、本人は、
「やり方が合っていなかった」
ではなく、
「頑張っても無駄だった」
と考えてしまうことがあります。
努力と成果が結びつかない経験が続くと、次第に努力すること自体を避けるようになります。
3.周囲と比較されたとき
子どもは、周囲との比較によって自分の能力を判断することがあります。
例えば、
- 兄や姉はもっと点数が高かった
- 同じクラスの子は一回で覚えられる
- 友達は塾へ行かなくてもできている
- 平均点より下だった
- 順位が下がった
といった比較です。
保護者が励ますつもりで、
「○○ちゃんは毎日勉強しているよ」
「お兄ちゃんは、この学年のときもっとできた」
と言っても、本人には、
自分はあの人より劣っている
というメッセージとして伝わる場合があります。
比較が続くと、勉強は成長するためのものではなく、自分の価値を測られるものになってしまいます。
4.間違えたときに責められたとき
勉強には間違いがつきものです。
むしろ、間違えた場所が分かるからこそ、次に覚えるべきことが見つかります。
しかし、間違えるたびに、
- どうしてこんな問題もできないの
- 前にも教えたでしょう
- ちゃんと考えたの
- 何回言えば分かるの
と言われると、子どもは間違いを見せなくなります。
すると、
- 分からないのに質問しない
- 宿題の答えを写す
- テストを隠す
- 難しい問題を避ける
- 勉強そのものから逃げる
という行動につながることがあります。
これは、やる気がないのではありません。
間違えて傷つくことを避けている
可能性があります。
5.宿題が多すぎて終わらなくなったとき
宿題は、学習内容を定着させるために必要です。
しかし、本人の学力や生活に合わない量を課されると、勉強に対する負担が大きくなります。
例えば、30分で終わる想定の宿題でも、基礎が抜けている子には2時間以上かかることがあります。
毎日、
学校から帰る
↓
宿題が終わらない
↓
自由時間がなくなる
↓
睡眠時間が遅くなる
↓
翌日も疲れる
という生活が続けば、勉強が嫌になるのは自然なことです。
宿題をやらないことだけを見るのではなく、
- 問題が難しすぎないか
- 量が多すぎないか
- どこで止まっているか
- 一人で解ける内容か
を確認する必要があります。
6.勉強の目的が分からなくなったとき
子どもから、
「これを勉強して何になるの?」
と聞かれることがあります。
この言葉を、単なる言い訳として片づけないことが大切です。
本人にとって勉強が、
- 親に言われるからやる
- 先生に怒られないためにやる
- 宿題を提出するためにやる
- テストで悪い点を取らないためにやる
ものになっている可能性があります。
目的が分からないまま、苦手な作業だけを続けるのは難しいものです。
将来の職業まで明確に決める必要はありません。
まずは、
- 英語が分かると海外の動画を楽しめる
- 数学が分かるとゲームやプログラミングにもつながる
- 国語力がつくと問題文を読みやすくなる
- 資格があると進路の選択肢が増える
など、本人の興味と学習をつなげます。
7.勉強時間だけを評価されたとき
「今日は3時間勉強した」
という時間は、分かりやすい指標です。
しかし、長時間机に座っていても、
- 教科書を眺めている
- ノートを写している
- 分からない問題で止まっている
- スマホを触っている
だけかもしれません。
一方、30分でも、
- 英単語を高速回転する
- 数学の苦手問題を解き直す
- 英文法の間違いを分析する
など、集中して学べる場合があります。
時間だけで評価されると、本人は「勉強している姿」を作ろうとします。
大切なのは、
何分座ったかより、何ができるようになったか
です。
8.休むことを認めてもらえなかったとき
学校、部活動、習い事、塾、宿題が続くと、子どもも疲れます。
しかし、休んでいると、
「勉強しなさい」
「スマホばかり見ていないで」
と言われ、安心して休めないことがあります。
疲労が大きい状態では、集中力や記憶力も下がります。
それでも無理に勉強させられると、
疲れていて集中できない
↓
問題を間違える
↓
怒られる
↓
さらに勉強が嫌になる
という循環が起こります。
休息は勉強の反対ではありません。
次に集中するための準備でもあります。
9.自分に合わない勉強法を続けたとき
人によって理解しやすい方法や覚えやすい方法は異なります。
例えば、
- 書くと覚えやすい人
- 声に出すと覚えやすい人
- 図を見ると理解しやすい人
- 問題を先に解くと理解しやすい人
- 全体像を見てから細部を学びたい人
がいます。
それにもかかわらず、全員へ同じ方法を求めると、成果が出ないことがあります。
例えば、英単語をすべて10回ずつ書く方法が合わない子にとっては、長時間かかるだけで十分に定着しない可能性があります。
その子には、
単語を見る
↓
意味を口頭で答える
↓
分からない語だけ繰り返す
という高速回転のほうが合うかもしれません。
成果が出ないときは、努力量だけでなく、方法を見直す必要があります。
10.分からないと言えなくなったとき
授業中や家庭学習で、
「分からない」
と言えることは、とても重要です。
しかし、
- 質問すると怒られる
- 周囲から笑われる
- 先生が忙しそう
- どこが分からないか説明できない
- 以前質問したときに否定された
という経験があると、質問しなくなります。
分からないことを隠したまま授業が進むと、理解できない内容が増えていきます。
最終的に、
何が分からないのかも分からない
状態になることがあります。
少人数指導では、表情や解答過程を確認しながら、本人が言葉にできないつまずきを見つけることが重要です。
「勉強したくない」は、自分を守る言葉かもしれない
子どもが、
「勉強したくない」
「どうせできない」
「やっても意味がない」
と言ったとき、単なる怠けと決めつけないことが大切です。
この言葉の中には、
- また間違えるのが怖い
- 頑張っても結果が出ないのが怖い
- 親をがっかりさせたくない
- 自分の能力が低いと認めたくない
- 何から始めればよいか分からない
という気持ちが隠れている場合があります。
最初から取り組まなければ、できなかった理由を、
勉強しなかったから
にできます。
一生懸命取り組んで失敗するより、勉強しないほうが自尊心を守れることもあるのです。
勉強嫌いになった子に、いきなり長時間勉強させない
勉強への拒否感が強いときに、
「今日から毎日2時間やろう」
と決めても続かない可能性があります。
最初は、勉強に対する成功体験を作ることが重要です。
例えば、
英単語を10語だけ確認する
数学の基本問題を1問だけ解く
音読を3分だけ行う
得意科目から始める
などです。
最初の目標は、長時間勉強することではありません。
勉強を始めても、強い苦痛を感じずに終えられた
という経験を作ることです。
簡単すぎる問題から始めてもよい
現在の学年より前の内容へ戻ることを、恥ずかしいと感じる子もいます。
しかし、勉強嫌いになっているときは、解ける問題から始めることが重要です。
例えば中学3年生でも、英語のbe動詞や一般動詞から戻って構いません。
数学も、小学校の分数や中学1年生の方程式へ戻る場合があります。
解ける
↓
少し自信が戻る
↓
もう一問やってみる
↓
次の内容へ進む
という流れを作ります。
難しい問題へ挑戦する前に、本人が「自分にもできる」と感じる必要があります。
結果より、改善した行動を見る
テストの点数は重要です。
しかし、勉強嫌いを改善する段階では、点数以外の変化も評価します。
例えば、
- 自分から教材を開いた
- 10分集中できた
- 分からないと言えた
- 間違い直しをした
- 前回より一問多く解けた
- 同じミスをしなかった
といった変化です。
点数だけを見ていると、成果が出るまで本人は評価されません。
小さな改善を言葉にすることで、学習行動を続けやすくなります。
褒めるときは、具体的な行動を伝える
「すごいね」「頭がいいね」と褒めることも嬉しいものです。
しかし、勉強法を定着させるためには、具体的な行動を伝える方法が効果的です。
例えば、
昨日間違えた問題を、今日は自分で解けたね
分からないところを質問できたのがよかったね
10分で集中して英単語を回せたね
という伝え方です。
本人が、
何をしたから改善したのか
を理解できると、次回も同じ行動を取りやすくなります。
保護者も不安になって当然
子どもが勉強をしなくなると、保護者も不安になります。
- このまま成績が下がるのではないか
- 受験に間に合わないのではないか
- 将来の選択肢が減るのではないか
- もっと厳しく言うべきではないか
と考えるのは自然なことです。
その不安から、毎日、
「勉強したの?」
「宿題は終わった?」
と確認したくなることもあります。
しかし、子どもにとって家庭が勉強の監視場所になると、さらに勉強の話を避けるようになる場合があります。
保護者だけで抱え込まず、学校や塾など、家庭外の支援者と役割を分けることも大切です。
勉強嫌いを改善する5つのステップ
1.嫌いになった時期を確認する
いつ頃から勉強を避けるようになったかを考えます。
- 学年が変わった
- テストで失敗した
- 特定の科目が難しくなった
- 学校や塾の環境が変わった
など、きっかけを探します。
2.つまずいている場所を特定する
現在の学年だけでなく、前の学年の内容も確認します。
3.本人に合う方法へ変える
書く、見る、話す、図にする、高速回転するなど、複数の方法を試します。
4.小さく成功させる
短時間で終わり、自力で正解できる問題から始めます。
5.少しずつ負荷を上げる
成功体験が増えてから、問題数や難度を上げます。
学習塾フィンランドの考える勉強嫌いへの対応
学習塾フィンランドでは、
神授業×神勉強法×少人数
を軸に、勉強量を増やす前に、勉強が嫌になった原因を確認します。
基本的な流れは次のとおりです。
現在の状態を確認する
↓
分からなくなった場所を探す
↓
本人に合う説明方法を選ぶ
↓
解ける問題から始める
↓
小さな成功体験を作る
↓
高速回転で定着させる
↓
少しずつ難度を上げる
間違えたときも、
- 知識不足
- 問題文の読み違い
- 解法を選べない
- 計算ミス
- 学習方法が合っていない
- 疲労や集中力の問題
に分けます。
単に「もっと勉強しなさい」と言うのではなく、勉強できない理由を小さく分解します。
勉強嫌いになるまとめ
勉強が嫌いなのではなく、分からない・失敗する・比較される苦痛を避けている場合がある。
改善の流れは、
責めない
↓
原因を探す
↓
できるところへ戻る
↓
小さく成功する
↓
自分に合う方法で繰り返す
です。
水戸市で勉強嫌いに対応した塾を探している方へ
学習塾フィンランドは、水戸市大工町にある少人数制の学習塾です。
中学生・高校生を中心に、
- 勉強嫌いへの対応
- 学習習慣の改善
- 苦手科目の学び直し
- 定期テスト対策
- 高校受験
- 大学受験
- 英検対策
- 高速回転学習
- スマホを活用した学習
を行っています。
次のような方は、勉強量より先に、学習方法や開始地点を見直す必要があるかもしれません。
- 勉強の話をすると怒る
- 宿題を始められない
- 以前より自信を失っている
- 間違えることを極端に嫌がる
- 分からないと言えない
- 勉強時間の割に成績が伸びない
- 学校や集団授業の速度についていけない
- 自分は頭が悪いと言うようになった
無料体験・学習相談
無料相談では、
- 現在の学年
- 勉強を嫌がるようになった時期
- 得意・苦手科目
- 定期テストや模試の得点
- 使用している教材
- 家庭での学習状況
- 宿題にかかる時間
- 本人が嫌がる学習方法
などを確認します。
そのうえで、現在の状態に合った学習開始地点と勉強方法を整理します。
水戸市で、勉強嫌いに対応した少人数制学習塾、勉強方法から見直せる塾をお探しの方は、学習塾フィンランドまでご相談ください。

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