「数学の授業を聞けば分かるのに、問題になると解けない」
「公式は覚えているのに、どの公式を使えばよいか分からない」
「解説を読むと理解できるが、自力では解けない」
「問題集を何周しても、少し形が変わると手が止まる」
このように悩んでいる中学生・高校生は少なくありません。
数学が苦手になる原因は、計算力や記憶力だけではありません。
多くの場合、
問題文から、何を求めていて、どの条件を使い、どの解法へつなげるか
という判断手順が整理されていません。
数学の勉強で大切なのは、公式を大量に覚えることよりも、問題の構造を見抜き、解き方の入口を判断できるようにすることです。
学習塾フィンランドでは、数学を単なる計算練習として扱わず、
何を求めるのか
↓
何が与えられているのか
↓
どの知識でつなぐのか
↓
どの順番で計算するのか
という手順に分けて指導しています。
- 数学ができる人は、いきなり計算していない
- 数学の基本は「求めるものと与えられたものをつなぐ」
- 公式は「答え」ではなく「道具」
- 数学は「単元名」ではなく「問題の型」で覚える
- 解説を読んで「分かった」は、まだ解ける状態ではない
- 数学の正しい解き直し方法
- 数学は「最初の一手」を高速回転する
- 例題は「読む」のではなく「再現する」
- 数学のノートはきれいさより「再現性」
- 計算ミスを減らすコツ
- 文章題は、国語ではなく「翻訳」の問題
- 図形問題は、条件を図へ書き込む
- 関数は「式・表・グラフ」をつなげる
- 数学は前の単元へ戻ることが重要
- 数学の参考書・問題集は増やしすぎない
- 数学の勉強時間は「新規」と「復習」に分ける
- 中学生の数学勉強法
- 高校生の数学勉強法
- 高校受験での数学対策
- 大学受験での数学対策
- 数学が苦手な人ほど高速回転が有効
- 数学ができないことは、才能不足とは限らない
- 学習塾フィンランドの数学指導
- 水戸市で数学の勉強法から学べる塾を探している方へ
- 無料体験・学習相談を受け付けています
数学ができる人は、いきなり計算していない
数学が得意な人を見ると、問題を見た瞬間に答えが浮かんでいるように見えることがあります。
しかし実際には、頭の中で次のような確認をしています。
- 何を求める問題か
- どの単元の問題か
- 使えそうな条件は何か
- 似た問題を解いたことがあるか
- 最初に何を求めればよいか
つまり、計算の前に問題を分類する作業を行っています。
数学が苦手な人は、問題文を読んだ直後に数字を使って計算し始める傾向があります。
しかし、使うべき式が決まっていない状態で計算しても、途中で行き詰まりやすくなります。
数学では、
計算力より先に、方針を決める力
が重要です。
数学の基本は「求めるものと与えられたものをつなぐ」
数学の問題は、非常に多く見えます。
しかし、基本構造は共通しています。
求めるもの
+
与えられた条件
+
両者をつなぐ公式・定理・考え方
例えば、速さを求める問題なら、
求めるもの:速さ
与えられたもの:距離と時間
つなぐ式:速さ=距離÷時間
三角形の面積なら、
求めるもの:面積
与えられたもの:底辺と高さ
つなぐ式:面積=底辺×高さ÷2
一次関数の式なら、
求めるもの:y=ax+b
与えられたもの:傾き、通る点、2点など
つなぐ考え方:aとbを条件から決める
難しい問題でも、最終的にはこの形へ分解できます。
公式は「答え」ではなく「道具」
数学が苦手な人は、公式を覚えること自体を目標にしがちです。
しかし、公式は覚えただけでは使えません。
大切なのは、
- 何を求める公式か
- どの情報が必要か
- どの条件で使えるか
- 似た公式と何が違うか
を理解することです。
例えば、三平方の定理は、
a²+b²=c²
という式だけ覚えても不十分です。
使える条件は、
- 直角三角形である
- 2辺が分かっている
- 残りの1辺を求めたい
という場面です。
公式は単独で覚えるのではなく、
使用条件とセットで覚える
必要があります。
数学は「単元名」ではなく「問題の型」で覚える
問題集を何周しても点数が伸びない場合、答えや計算結果だけを覚えている可能性があります。
数学では、問題を型として整理します。
例えば一次方程式なら、
- 通常の方程式
- 分数を含む方程式
- 小数を含む方程式
- 比例式
- 文章題
- 速さ
- 割合
- 過不足
という型があります。
二次関数なら、
- グラフを書く
- 変域
- 変化の割合
- 交点
- 面積
- 動点
- 最大・最小
という型があります。
問題を解いた後は、
この問題は、何の型だったのか
を一言でまとめます。
これにより、少し数字や文章が変わっても、同じ解法を使いやすくなります。
解説を読んで「分かった」は、まだ解ける状態ではない
数学学習で最も多い失敗は、解説を読んで納得した時点で終わることです。
解説を見ながら理解できる状態と、自力で解ける状態は異なります。
数学の習得には段階があります。
解説を読めば分かる
↓
ヒントがあれば解ける
↓
解法の方針を自分で出せる
↓
何も見ずに最後まで解ける
↓
時間内に正確に解ける
↓
少し形が変わっても解ける
解説を読んだ後は、必ず一度閉じて、最初から解き直します。
その場で解けた場合でも、翌日や数日後に再び解くことが大切です。
数学の正しい解き直し方法
間違えた問題に赤ペンで答えを書き写すだけでは、実力は伸びにくくなります。
解き直しでは、間違いの原因を分類します。
知識不足
公式や定理、計算ルールを知らなかった場合です。
この場合は、該当する基本事項へ戻ります。
問題文の読み違い
「少なくとも」「以上」「以下」「整数」「直角」などの条件を見落とした場合です。
問題文の重要条件へ印を付ける習慣を作ります。
解法を選べなかった
知識はあるのに、どの公式を使うか判断できなかった場合です。
このときは、問題の型と最初の一手を整理します。
計算ミス
符号、分数、移項、展開などで間違えた場合です。
計算途中を省略しすぎていないか確認します。
時間不足
解けるものの、試験時間内に終わらなかった場合です。
解答順、計算速度、問題を飛ばす判断を練習します。
間違いをすべて「数学が苦手」でまとめず、原因ごとに対策を変えることが重要です。
数学は「最初の一手」を高速回転する
数学の高速回転学習では、毎回すべての問題を最後まで解く必要はありません。
最初の段階では、問題を見て、
- 何の単元か
- 何を求めるか
- 最初に何をするか
だけを高速で答える練習も効果的です。
例えば、
2点が与えられた一次関数
→ 傾きを求める
→ 1点を代入して切片を求める
直角三角形で2辺が既知
→ 三平方の定理
連続する整数の文章題
→ 小さい方をxと置く
という形です。
数学で手が止まる原因は、計算ではなく入口が分からないことが多いためです。
例題は「読む」のではなく「再現する」
数学の参考書では、例題の使い方が重要です。
おすすめの流れは次のとおりです。
1周目:解説を理解する
最初は、解法の流れを確認します。
ただし、途中式を眺めるだけではなく、
- なぜこの式を立てたのか
- なぜこの公式を使うのか
- なぜこの順番なのか
を考えます。
2周目:解答を隠して解く
何も見ずに最初から解きます。
途中で止まった場合は、すぐに全解答を見るのではなく、最初の一手だけ確認します。
3周目:解法を言葉で説明する
計算せずに、
まず○○を求めて、その結果を△△へ代入する
と説明します。
4周目:時間を測って解く
試験を意識して、正確さと速度を確認します。
数学のノートはきれいさより「再現性」
数学のノートをきれいにまとめることが目的になると、学習時間の多くを写す作業に使ってしまいます。
数学ノートで大切なのは、後から見たときに、
- どこで間違えたか
- なぜその式になったか
- 次は何に注意するか
が分かることです。
おすすめは、問題ごとに次の内容を残す方法です。
問題の型:
最初の一手:
間違えた原因:
次回の注意:
例えば、
問題の型:二次方程式の文章題
最初の一手:求める数量をxと置く
間違えた原因:負の解をそのまま採用した
次回の注意:答えが問題の条件に合うか確認する
この形なら、復習時に短時間で確認できます。
計算ミスを減らすコツ
計算ミスは「気をつける」だけでは減りません。
ミスが起きる場所を特定する必要があります。
よくある原因は、
- 暗算しすぎる
- 途中式を省略する
- 符号を書かない
- 分数の線を短く書く
- 文字を小さく書く
- 移項と符号変更を同時に行う
- 見直し方法が決まっていない
ことです。
途中式を一段ずつ書く
特に負の数や分数を含む問題では、一度に複数の処理をしないことが重要です。
イコールを縦にそろえる
式の変化が見やすくなり、抜けや誤りを発見しやすくなります。
見直す場所を固定する
見直しでは、
符号
計算
単位
条件
答え方
を順番に確認します。
「全体を何となく見る」よりも、確認項目を固定したほうが効果的です。
文章題は、国語ではなく「翻訳」の問題
文章題が苦手な人は、問題文を読んでも式へ変換できません。
文章題では、文章を次の3つに分けます。
分かっていること
求めること
数量同士の関係
例えば、
ある数の3倍に5を加えると20になる
なら、
ある数:x
3倍:3x
5を加える:3x+5
20になる:3x+5=20
です。
文章を一気に式へ変えようとせず、言葉を小さく分けます。
図形問題は、条件を図へ書き込む
図形問題では、問題文だけを読み続けても整理しにくいことがあります。
次の情報は、図へ直接書き込みます。
- 等しい辺
- 等しい角
- 平行
- 垂直
- 中点
- 長さ
- 角度
- 補助線
図形問題は、
問題文の条件を、目で見える形へ変換する
ことが重要です。
また、証明問題では、
何を証明するのか
↓
そのために何が等しければよいか
↓
問題文から何が分かるか
と逆算します。
関数は「式・表・グラフ」をつなげる
関数が苦手な人は、式、表、グラフを別々のものとして覚えていることがあります。
しかし、すべて同じ関係を表しています。
例えば一次関数なら、
式:y=ax+b
表:xが変化したときのy
グラフ:その関係を図にしたもの
です。
関数では、
- aは何を表すか
- bは何を表すか
- xが増えるとyはどう変わるか
- グラフ上の点は何を意味するか
をつなげます。
一つの形式だけでなく、式からグラフ、グラフから式という変換練習が必要です。
数学は前の単元へ戻ることが重要
数学は積み重ね型の科目です。
今の単元が分からない場合、原因が以前の内容にあることがあります。
例えば二次関数が苦手でも、原因は、
- 正負の数
- 文字式
- 方程式
- 比例
- 一次関数
- 展開
- 因数分解
- 平方完成
かもしれません。
現在の学年にこだわらず、理解が止まった場所まで戻る必要があります。
戻ることは遠回りではなく、前へ進むための最短ルート
です。
数学の参考書・問題集は増やしすぎない
数学ができないと、不安から多くの問題集へ手を出したくなります。
しかし、複数の教材を一周ずつ行うより、一冊を繰り返したほうが解法が定着しやすい場合があります。
教材は、役割ごとに絞ります。
理解用の参考書
+
基礎・標準問題集
+
過去問
まずはこの程度で十分です。
一冊の完成基準は、ページを最後まで進めたことではありません。
- 問題を見て方針が出る
- 途中式を自力で書ける
- 正解の理由を説明できる
- 数日後も解ける
- 時間内に解ける
状態です。
数学の勉強時間は「新規」と「復習」に分ける
数学では、新しい問題だけを解き続けると、以前の解法を忘れます。
おすすめは、学習時間を分けることです。
例えば1時間なら、
15分:前日の解き直し
30分:新しい内容
15分:今日の間違い整理
とします。
受験生なら、
平日
・計算練習
・例題の高速確認
・間違い直し
休日
・総合問題
・模試や過去問
・一週間分の復習
という形も有効です。
中学生の数学勉強法
中学生は、まず学校の基本問題を確実にすることが重要です。
特に、
- 正負の数
- 文字式
- 方程式
- 比例・反比例
- 連立方程式
- 一次関数
- 展開・因数分解
- 平方根
- 二次方程式
- 図形
- 確率
は、高校受験でも重要です。
定期テスト前だけ勉強するのではなく、以前の単元を短時間でも継続的に復習します。
高校生の数学勉強法
高校数学では、公式と解法の種類が増えます。
そのため、
問題を見て、どの分野のどの型かを判断する力
がより重要になります。
高校数学では、例題ごとに次をまとめると効果的です。
テーマ:
使用条件:
最初の一手:
解法の流れ:
注意点:
例えば、
テーマ:二次関数の最大・最小
使用条件:定義域がある
最初の一手:軸と定義域の位置関係を確認
注意点:端点と頂点を比較する
という形です。
高校受験での数学対策
高校受験では、難問より先に基本・標準問題の取りこぼしを減らします。
優先順位は、
計算問題
↓
基本的な文章題
↓
関数
↓
図形
↓
応用問題
です。
難しい問題に長時間使って、前半の基本問題を落とすと得点は安定しません。
過去問では、大問ごとに目標時間を決め、詰まった問題を飛ばす練習も行います。
大学受験での数学対策
大学受験数学では、典型問題の解法を固めたうえで、複数単元を組み合わせる問題へ進みます。
最初から難問集へ進むのではなく、
教科書レベル
↓
典型問題
↓
標準問題
↓
過去問
の順番で進めます。
特に大切なのは、解法を覚えるだけでなく、
どの条件を見て、その解法を選んだのか
を説明できることです。
数学が苦手な人ほど高速回転が有効
数学で高速回転というと、問題を雑に解くことではありません。
同じ問題へ短い間隔で何度も触れ、解法の入口を早く思い出せるようにする方法です。
1周目:解説を理解する
↓
2周目:最初の一手を答える
↓
3周目:途中式を再現する
↓
4周目:最後まで解く
↓
5周目:時間内に解く
毎回すべてを重く解くのではなく、周回ごとに目的を変えます。
数学ができないことは、才能不足とは限らない
数学で点数が取れないと、
「自分には数学の才能がない」
と思ってしまうことがあります。
しかし、実際には、
- 前提知識が抜けている
- 問題の分類ができていない
- 解説を読むだけで終わっている
- 解き直しの間隔が空きすぎている
- 公式の使用条件を理解していない
- 計算過程を省略しすぎている
可能性があります。
数学は、分からない部分を細かく分解し、判断手順を固定することで改善できます。
学習塾フィンランドの数学指導
学習塾フィンランドでは、
神授業×神勉強法×少人数
を軸に、問題の答えだけでなく、解答までの判断手順を指導します。
数学では、次の流れを重視します。
問題文を読む
↓
求めるものを確認する
↓
与えられた条件を整理する
↓
使う単元・公式を判断する
↓
計算する
↓
答えが条件に合うか確認する
間違えたときも、単に正解を示すのではなく、
- 知識がなかったのか
- 問題文を読み違えたのか
- 解法を選べなかったのか
- 計算で間違えたのか
- 時間が足りなかったのか
を分けます。
水戸市で数学の勉強法から学べる塾を探している方へ
学習塾フィンランドは、水戸市大工町にある少人数制の学習塾です。
中学生・高校生を対象に、
- 学校補習
- 定期テスト対策
- 高校受験
- 大学受験
- 苦手単元の学び直し
- 数学の解答手順
- 学習計画の作成
を行っています。
数学の問題をただ大量に解かせるのではなく、
なぜその解法を使うのか
問題文のどこを見ればよいのか
次に同じ型が出たらどう判断するのか
まで整理します。
無料体験・学習相談を受け付けています
数学が苦手な方、問題集を繰り返しても点数が伸びない方は、現在の状況をお聞かせください。
無料相談では、
- 現在の学年
- 目標とする高校・大学
- 定期テストや模試の点数
- 苦手な単元
- 使用している教材
- 計算ミスの状況
- 家庭学習時間
- 試験までの期間
などを確認します。
そのうえで、どの単元まで戻り、どの問題を高速回転させるべきかを整理します。
水戸市で数学の勉強法から教える塾、定期テスト・高校受験・大学受験に対応した少人数制学習塾をお探しの方は、学習塾フィンランドまでご相談ください。

コメント