【高校生のリスニングが伸びない理由】英語を楽しく聞けるようになる勉強法

「英語を何回聞いても聞き取れない」

「学校のリスニング問題になると急に分からなくなる」

「英検のリスニングが苦手」

「単語は知っているはずなのに、音になると別の言葉に聞こえる」

「リスニングの勉強がつまらなくて続かない」

高校生の英語で、長文と並んで苦手になりやすいのが、

リスニング

です。

しかし、リスニングが苦手だからといって、

とにかく英語をたくさん聞けばよい

とは限りません。

聞き取れない原因には、

  • 単語を知らない
  • 単語の発音を知らない
  • 英文法が分からない
  • 一文の意味を処理できない
  • 英語の音の変化に慣れていない
  • 聞こえているが意味処理が間に合わない

などがあります。

そのため、

聞けない原因を分ける

ことが重要です。

そして学習塾フィンランドでは、英語を苦しい訓練だけにせず、

好きなドラマ
アニメ
漫画
YouTube
映画
音楽

なども利用して、

英語へ触れること自体を楽しめる状態

を作ることも重視します。

一行まとめ

リスニングは「聞く量」だけでなく、「読める英語を音でも分かる状態」にする。


まず「読んでも分からない」のか確認する

リスニング問題で聞き取れなかった英文があったとします。

まず音声スクリプトを読みます。

スクリプトを読んでも分からない

この場合、

リスニング以前の問題

である可能性があります。

例えば、

  • 英単語
  • 英文法
  • 自動詞・他動詞
  • 文型
  • 英文解釈

が原因かもしれません。


読めるのに聞けないなら「音」の問題

一方、

スクリプトを見たら一瞬で意味が分かる

のに、

音だけでは分からない

のであれば、

  • 発音
  • 音のつながり
  • 音の弱まり
  • 処理速度

などを疑います。

基本診断

読めない
→ 単語・文法・英文解釈

読めるが聞けない
→ 発音・音声処理

です。


英単語は「文字」だけで覚えない

例えば、

important

という単語を見れば意味が分かる。

しかし音声で聞いたとき、

何の単語か分からない

ことがあります。

これは、

文字としては知っている
でも音として知らない

状態です。

英単語を勉強するときは、可能なら音声も確認します。


自分で間違った発音を作らない

英単語帳を文字だけで覚えていると、

自分の頭の中だけの読み方

ができてしまうことがあります。

実際の音声と違えば、リスニングで聞こえません。

そのため、

単語を見る

音声を聞く

自分でも発音する

という流れが使えます。


英語は単語単位で完全には区切られない

日本語学習者が英語を聞くと、

一語一語は知っているはずなのに聞こえない

ことがあります。

英語では、実際の会話になると単語同士がつながって聞こえることがあります。

例えば、

want to

が教科書で一語ずつ読む音と、会話中の音ではかなり違って聞こえることがあります。

そのため、

単語帳の単語音声

だけでなく、

文章としての英語

も聞くことが重要です。


リスニングで全文を日本語訳しない

英語を聞きながら、

英語

日本語へ翻訳

次の英語

と処理していると、音声に置いていかれます。

例えば、

I went to the library after school because I had to finish my homework.

を聞き、

「私は……行った……図書館に……放課後……なぜなら……」

とすべて日本語へ変換している間にも音声は進みます。

最終的には、

英語を聞いてそのまま意味を取る

方向へ近づけます。


ただし最初から英語を英語のまま理解できなくてもよい

ここも大切です。

初心者が、

英語は英語のまま理解しなさい

と言われても難しい場合があります。

最初は日本語訳を使って構いません。

まず、

何を言っているか理解する

英文を確認する

何度か音声を聞く

日本語を介さなくても分かる表現を増やす

と進めます。


リスニングの基本的な勉強手順

おすすめは次の流れです。

1.まず聞く

何が聞き取れるか確認。

2.問題を解く

現在の理解度を見る。

3.スクリプトを見る

実際に何と言っていたか確認。

4.知らない単語・文法を確認

読める状態にします。

5.音声を聞き直す

文字と音をつなげます。

6.必要なら音読

自分でも発音。

7.翌日もう一度聞く

文字なしで理解できるか確認します。


一回聞いて答え合わせだけではもったいない

例えば英検のリスニング問題を、

解く

正解は2番

とするだけでは、

なぜ聞けなかったのか

が残ります。

間違えたら、

単語が原因?

発音が原因?

文法が原因?

音は聞こえたけど意味処理が遅かった?

と分類します。


高校生のリスニングが伸びない原因1|単語不足

知らない単語は、聞いても分からない可能性が高いです。

例えば、

environment

という単語自体を知らなければ、音だけ聞いて意味を取るのは難しくなります。

その場合はリスニング教材だけ増やさず、英単語へ戻ります。


原因2|発音を知らない

文字では知っている。

しかし発音が分からない。

この場合、

知らない音

として聞こえます。

単語帳の音声を使って確認します。


原因3|英文法が分からない

音は聞こえた。

単語も分かる。

しかし意味が取れない。

その場合、

文構造

の問題かもしれません。

例えば関係詞・分詞・不定詞が入ると、一文が長くなります。

リスニングだからといって英文法が不要になるわけではありません。


原因4|英文解釈の速度が遅い

文章なら時間をかければ読める。

しかし音声では次々に英文が流れます。

そのため、

主語
動詞
目的語

を素早く取る力が必要になります。

英文解釈で一文処理を速くすることも、リスニングにつながります。


原因5|聞いた瞬間に理解できない

例えば、

I have been studying English for three years.

を聞いたとします。

毎回、

have been studying
現在完了進行形で……

と文法用語を頭の中で思い出していると処理が遅くなります。

最終的には、

3年間ずっと英語を勉強している

という意味が自然に取れる表現を増やします。


リスニングでも自動詞・他動詞は役立つ

例えば、

listen to

を一まとまりとして知っていれば、

listen

次にtoが来そう

と予測できます。

同じように、

depend on

talk about

provide A with B

など、動詞の型を知っていると次に来る英語を予測しやすくなります。


英語を「予測しながら聞く」

実際のリスニングでは、

次に何が来るか全く分からない状態

より、

文法・文脈からある程度予測できる状態

のほうが聞きやすくなります。

例えば、

because

が聞こえたら、

このあと理由が来る

と予測できます。

however

なら、

反対方向へ行くかもしれない

と考えられます。


英検リスニングでは問題文も利用する

英検などでは、問題形式によって選択肢などから内容を予測できることがあります。

例えば選択肢が、

  • at school
  • at the station
  • at home
  • at a restaurant

なら、

場所について聞かれる可能性がある

と考えられます。

聞く前に、

何を聞き取ればよいか

を意識します。


リスニングは全部聞き取れなくてもよい

初心者ほど、

100%すべての単語を聞き取らないと理解できない

と思いがちです。

しかし日本語でも、雑音の中で一語聞こえなくても意味を推測できます。

英語でも、

  • 誰の話か
  • 何をしたか
  • どこか
  • いつか
  • 理由は何か

など重要情報を取ることが大切です。


大事な単語を拾う

例えば、

Tom missed the bus this morning, so he arrived at school late.

全部完璧に聞けなくても、

  • Tom
  • missed
  • bus
  • morning
  • late

などが取れれば、大まかな内容を推測できます。


シャドーイングはやるべき?

使える練習法の一つです。

ただし、

意味が分からない英文をひたすらシャドーイング

する必要はありません。

先に、

  • 単語
  • 文法
  • 意味

を確認します。

そのあと音声に合わせます。


音読も同じ

英文を理解したうえで音読します。

例えば、

スクリプト確認

意味確認

音声を聞く

音読

です。

ただ声を出した回数だけを目標にしません。


ディクテーションも使える

聞こえた英文を書き取る方法です。

特に、

どこが聞こえていないのか

を発見しやすくなります。

ただし全文を毎日大量に書くと時間がかかります。

苦手な一文だけでも構いません。


リスニング学習は苦行にしなくてよい

ここから、学習塾フィンランドで特に強くしたい考え方です。

高校生に、

毎日リスニング問題集を30分やりなさい

だけでは、続かない場合があります。

英語は本来、

人と話す
映画を見る
ドラマを見る
漫画を読む
アニメを見る
ゲームをする
YouTubeを見る

ためにも使える言語です。

だからこそ、

好きなものを英語で楽しむ時間

も作ります。


好きなドラマを英語で見る

例えば海外ドラマが好きなら、

英語音声+日本語字幕

から始めても構いません。

目的は、

最初から字幕なしで全部理解

ではありません。

まず、

英語ってこういう音なんだ

と慣れることです。


次に英語字幕も使える

慣れてきたら、

英語音声+英語字幕

で、

今何と言った?

を確認できます。

学校教材より会話表現が多く出る場合もあり、実際の音と文字をつなげる練習になります。


好きなアニメを英語で見る

一度日本語で内容を知っている作品なら、英語版でも内容を予測しやすくなります。

例えば、

この場面では怒っている
この場面では謝っている

とストーリーが分かっているため、

英語表現にも注目しやすくなります。


漫画も英語学習に使える

漫画なら、

  • 場面
  • セリフ

が一緒にあるため、意味を推測しやすいです。

好きな作品なら、

勉強だから読む

ではなく、

続きが読みたいから読む

になります。

これは非常に大きな違いです。


好きなYouTubeも使える

例えば、

  • ゲーム
  • サッカー
  • 美容
  • ファッション
  • ガジェット
  • アニメ
  • 料理

など、自分が好きな分野を英語で見る方法があります。

すでに内容の知識がある分野なら、英語でも意味を推測しやすくなります。


英語の勉強は「楽しい」と「試験対策」を分けなくてよい

例えば、

アニメを見る

気になった表現を一つ覚える

英単語帳で似た表現を見る

英作文で使ってみる

という流れも作れます。

楽しむ英語と受験英語を完全に別物にする必要はありません。


ただしドラマを見るだけで受験英語が完成するわけではない

ここは重要です。

好きな英語コンテンツは、

  • 継続
  • リスニング
  • 語彙
  • 英語への抵抗感

には役立つ可能性があります。

しかし、

  • 入試英文法
  • 英作文
  • 過去問
  • 学校定期テスト

などは別途勉強が必要です。

そのため学習塾フィンランドでは、

楽しむ英語+試験に必要な勉強

を組み合わせます。


「楽しむだけ」と「問題集だけ」の間を取る

例えば一週間なら、

英単語+英文法。

好きな英語動画。

英文解釈。

英語ドラマ+表現確認。

長文。

土日

英検・大学受験問題+好きな英語コンテンツ。

と組み合わせても構いません。


通い放題と「楽しい英語」は相性が良い

学習塾フィンランドでは、高校生に通い放題という選択肢があります。

だからこそ、

毎回来たら問題集を50分やる

だけにする必要はありません。

例えば、

月曜日

英単語。

火曜日

英文法。

水曜日

英語動画・リスニング。

木曜日

英文解釈。

金曜日

英作文。

というように、英語学習へ変化を付けられます。


高校生が英語を嫌いにならないことも重要

英語は高校3年間、さらに大学受験でも長期間使う科目です。

そのため、

嫌だけど毎日無理やりやる

だけでは続けるのが苦しくなります。

できるだけ、

英語で何かを理解できた

好きなキャラクターのセリフが聞き取れた

海外の動画が少し分かった

という体験を増やします。


小さな「分かった」が英語を楽しくする

例えばアニメで、

Thank you.

しか分からなかったとしても構いません。

次は、

What are you doing?

が聞こえた。

その次は、

I don’t know.

が分かった。

このように、

理解できる英語が増えていく感覚

そのものを楽しみます。


英語が好きになったら勉強量も増やしやすい

嫌いなことを毎日1時間続けるのは大変です。

しかし、

英語そのものへの抵抗感が下がる

と、

  • 英単語
  • 英文法
  • 長文
  • リスニング

にも取り組みやすくなります。

そのため、

英語を楽しくすること

は、単なる遊びではなく、継続のための重要な考え方です。


高1のリスニング

高1なら、いきなり難しい大学受験音声だけにこだわりません。

まず、

  • 中学英語レベル
  • 学校教科書音声
  • 短い会話
  • 好きな動画

などから始められます。

特に、

英語音声への抵抗感をなくす

ことを重視します。


高2のリスニング

高2では、

  • 英検
  • 模試
  • 学校
  • 大学受験

へつなげます。

好きな英語コンテンツを継続しながら、試験形式の音声も増やします。


高3のリスニング

高3では、志望校・受験方式に合わせた問題演習を優先します。

ただし受験期でも、

勉強としての英語だけ

になって疲れてきたら、好きな英語動画を気分転換として利用できます。


英検リスニング対策

英検では、問題形式に慣れることも重要です。

基本的には、

過去問・練習問題

間違える

スクリプト確認

音声再確認

と進めます。

好きな英語コンテンツは、日常的な耳慣らしとして併用します。


模試リスニングの復習

模試で間違えたら、

リスニングが苦手

で終わらせません。

例えば、

知らない単語

→英単語。

読めば分かる

→音声。

音は聞こえた

→意味処理。

最初を聞き逃した

→集中・先読み。

と原因を分けます。


高校生のおすすめ30分リスニング

10分

試験対策音声。

10分

スクリプト確認+聞き直し。

10分

好きなドラマ・アニメ・YouTube。

全部を問題集にしなくても構いません。


休日のおすすめ

例えば、

海外ドラマを30分見る

だけでも英語に触れられます。

気になった表現があれば、一つだけ調べます。

全セリフをノートに書く必要はありません。

楽しさがなくなるからです。


好きなコンテンツでは「全部勉強しない」

例えば20分のアニメを見て、

全単語調べる
全文法分析
全文書き写す

となると、勉強教材になってしまいます。

おすすめは、

1話につき1〜3表現拾えれば十分

くらいの軽さです。

楽しむ時間を残します。


リスニングで避けたいこと

聞き流すだけで理解確認をしない

何が聞けなかったか分かりません。

読めない英文を聞き続ける

基礎へ戻る必要があります。

単語の音声を一度も聞かない

音と文字がつながりません。

いきなり高速なドラマだけ使う

難しすぎて続かないことがあります。

好きな作品を教材化しすぎる

楽しさが消えます。

試験対策を完全にやめる

ドラマだけで入試問題対策が完成するわけではありません。


高校生のリスニングチェックリスト

  • 聞けなかった英文を読んで確認している
  • 単語の意味だけでなく発音も確認している
  • 文法・英文構造を理解している
  • スクリプトを使っている
  • 聞いたあとにもう一度音声を確認している
  • すべてを日本語へ訳そうとしていない
  • 接続表現を意識している
  • 音声を予測しながら聞いている
  • リスニング問題だけに偏っていない
  • 好きな英語コンテンツも利用している
  • 難しすぎる教材を無理に使っていない
  • 英語を楽しむ時間を残している

最終まとめ

高校生のリスニングが伸びないときは、

英語をもっと聞く

だけではなく、

スクリプトを読めるか

単語の発音を知っているか

文法を理解しているか

一文を素早く処理できるか

音と文字がつながっているか

を確認します。

そして英語学習は、

問題集
単語帳
過去問

だけでなく、

ドラマ・漫画・アニメ・映画・YouTubeなど、「英語を使って楽しめるもの」

も取り入れて構いません。

英語を、

試験のためだけに耐える科目

ではなく、

分かるほど楽しくなる言語

として学ぶことを、学習塾フィンランドでは大切にします。


学習塾フィンランドの高校英語の基本方針

今後、塾の英語記事ではこの方針を統一して打ち出せます。

1.まず英語を嫌いにさせない

分からない英文を大量にやらせるのではなく、現在地から始めます。

2.「楽しい英語」を作る

ドラマ・漫画・アニメ・動画など、生徒の興味も活用します。

3.基礎は構造的に学ぶ

  • 英単語
  • 動詞
  • 自動詞・他動詞
  • 文型
  • 英文法
  • 英文解釈

をつなげます。

4.実際に使う

  • 長文
  • 英作文
  • リスニング
  • スピーキング

へつなげます。

5.試験にもつなげる

  • 定期テスト
  • 英検
  • 模試
  • 大学受験

へ落とし込みます。

6.高校生は通い放題で量を確保する

楽しいだけで終わらない。
勉強だけで苦しくしない。

この両方を実現するために、

楽しく続ける×通い放題で学習量を確保する

を高校生英語の大きな特徴にします。


水戸市で「英語を楽しみながら伸ばしたい」高校生へ

学習塾フィンランドでは、高校生の英語指導を重点的に強化しています。

特に、

英語を楽しむこと

を大切にします。

例えば、

  • 好きな海外ドラマを見る
  • 英語版アニメを見る
  • 英語の漫画を読む
  • 海外YouTubeを見る
  • 好きなテーマの英文を読む

なども利用できます。

そのうえで、

  • 英単語
  • 英文法
  • 自動詞・他動詞
  • 文型
  • 英文解釈
  • 長文
  • 英作文
  • リスニング
  • 英検
  • 大学受験

へつなげます。

さらに高校生には通い放題という選択肢があります。

学校帰りに英単語だけ30分。

別の日は長文。

別の日は英語動画。

英検前は過去問。

と、毎回同じ勉強をする必要はありません。

英語を楽しく続けながら、必要な学習量も確保する。

これを学習塾フィンランドの高校英語の中心方針にします。

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