「英単語の意味は分かるのに英文が読めない」
「長文になると何度も前へ戻ってしまう」
「英作文で単語の並べ方が分からない」
「日本語をそのまま英語に直そうとして止まる」
こうした高校生に、一度見直してほしいのが、
英語の語順
です。
英語と日本語では、言葉を並べる順番がかなり違います。
例えば、
私は毎日学校で英語を勉強します。
日本語では最後に、
勉強します
が来ています。
しかし英語なら、
I study English at school every day.
です。
かなり早い段階で、
I study
と動詞が出てきます。
つまり英語では、
誰が→どうする→何を
を早めに伝えます。
学習塾フィンランドでは、高校英語を読むときも書くときも、
主語→動詞→その後ろ
という英語の順番を非常に大切にします。
一行まとめ
英語は「日本語を並べ替える」のではなく、「主語→動詞→必要な情報」の順に組み立てる。
日本語と英語では順番が違う
例えば、
私は昨日、駅で友達に会いました。
英語なら、
I met my friend at the station yesterday.
です。
最初に、
I met my friend.
まで言ってしまいます。
つまり、
私は/会った/友達に
という中心情報が先です。
そのあと、
at the station
yesterday
という追加情報が来ます。
英語はまず「骨格」を作る
英作文でも長文でも、
最初に、
主語
↓
動詞
を探します。
例えば、
私は毎日放課後に図書館で英語を勉強しています。
いきなり全文を英語にしようとしません。
まず、
誰が?
I
どうする?
study
何を?
English
です。
まず、
I study English.
を作ります。
追加情報はあとから付ける
次に、
どこで?
→in the library
いつ?
→after school every day
を追加します。
すると、
I study English in the library after school every day.
となります。
基本
骨格→追加情報
です。
日本語を最初から全部訳そうとしない
英作文が苦手な高校生ほど、
「私は毎日放課後に……」
と日本語の順番のまま英語を作ろうとすることがあります。
すると、
every day after school …
から考え始めて、
主語はどこ?
動詞はどこ?
となります。
先に、
I study English.
まで作ると簡単になります。
英語では動詞が早く出てくる
例えば、
私が昨日駅で会った少年は私の友達です。
日本語では、
私が昨日駅で会った
という長い説明のあとに、
少年
が出ます。
英語では、
The boy that I met at the station yesterday is my friend.
です。
まず、
The boy
と言ってから、
that I met …
と後ろから説明します。
英語は「先に言って、あとから説明」
これは高校英語全体にかなり使える考え方です。
例えば、
the boy playing soccer
です。
まず、
the boy
と言う。
そのあと、
playing soccer
で説明します。
関係代名詞も同じ
the boy who plays soccer
も、
the boy
↓
who plays soccer
です。
つまり、
少年
↓
どんな少年?
と後ろから説明します。
前置詞句も後ろから説明する
例えば、
the book on the desk
です。
まず、
the book
と言います。
そのあと、
on the desk
で、
机の上にある
と説明します。
英語では、
名詞を先に言って、詳しい説明を後ろへ置く
ことが多くあります。
分詞でも同じ
例えば、
the girl talking with Tom
です。
まず、
the girl
そのあと、
talking with Tom
です。
日本語なら、
Tomと話している女の子
ですが、
英語では、
女の子→Tomと話している
という順です。
英語長文で返り読みが増える理由
日本語として自然に訳そうとすると、
英文の最後まで読んでから、
「つまり日本語ではこう並べるのか」
と前へ戻ることがあります。
例えば、
The students studying English in the library are my friends.
を、
最後まで読んで、
図書館で英語を勉強している生徒たちは……
と日本語順へ並べ直します。
最初は日本語訳でもいい
もちろん、英語が苦手な段階で、
日本語へ絶対訳さない
必要はありません。
まず意味を理解するために日本語訳を使って構いません。
ただし慣れてきたら、
The students
生徒たちは
studying English
英語を勉強している
in the library
図書館で
are my friends
私の友達です
と、
前から意味を足していく
練習もします。
前から読む練習
例えば、
I went to the library to study English after school.
なら、
I went
私は行った
to the library
図書館へ
to study English
英語を勉強するために
after school
放課後
です。
一度最後まで読んでから全部戻る必要はありません。
「英語の順番のまま意味を取る」
これができるようになると、
英文→日本語全文
へ変換する回数を減らせます。
長文でもリスニングでも重要です。
なぜならリスニングでは、
後ろまで聞いてから最初へ戻る
ことができないからです。
リスニングでは英語の語順がさらに重要
例えば、
I went to the store because I needed some milk.
音声は、
I went
↓
to the store
↓
because
↓
I needed …
と進みます。
途中で、
「日本語では理由を先にしたほうが……」
などと考えていると置いていかれます。
becauseが聞こえたら「理由が来る」
英語を前から処理するには、
接続表現
も役立ちます。
例えば、
because
→理由が来る。
but
→反対方向。
so
→結果。
if
→条件。
when
→時。
と予測します。
英語は先を予測しながら読む
例えば、
I want …
まで来たら、
何をしたい?
となります。
そして、
to study English.
が来る。
I enjoy …
なら、
何を楽しむ?
となります。
そして、
studying English.
が来る。
ここでも、
動詞+後ろの形
が語順理解につながります。
動詞を知ると語順を予測できる
例えば、
give
が出たら、
誰に?何を?
が続く可能性があります。
She gave me …
なら、
次に物が来そう
と予測できます。
She gave me a book.
です。
makeならO+Cを予測
例えば、
The movie made me …
まで来たら、
meがどうなった?
と予測します。
happy
なら、
The movie made me happy.
です。
こうした文型知識が、
英語を前から理解する力
につながります。
五文型は語順を整理するために使う
五文型を、
第1文型、第2文型……
と暗記するだけではもったいありません。
例えば、
SVO
なら、
誰が
↓
どうする
↓
何を
です。
I like English.
です。
SVOCなら
誰が
↓
どうする
↓
誰・何を
↓
どんな状態に
です。
例えば、
English makes me happy.
英語は/私を/幸せにする
という流れです。
英作文も語順から作る
例えば、
そのニュースは私を驚かせました。
まず、
S
The news
V
made
O
me
C
surprised
と組み立てます。
The news made me surprised.
のようにまず型で考えることで、語順を組み立てやすくなります。
※実際の自然な表現選択も、その後確認していきます。
「日本語が複雑なら簡単にする」
英作文では、
日本語が難しい=難しい英語が必要
とは限りません。
例えば、
現代社会において英語能力を身につけることには非常に大きな意義がある。
これをそのまま訳そうとすると大変です。
まず簡単に、
英語は重要だ。
とします。
English is important.
そこから理由を加えます。
英作文は「簡単な日本語→英語」
おすすめは、
日本語を簡単にする
↓
主語を決める
↓
動詞を決める
↓
後ろの形を決める
です。
これなら英語の語順で考えられます。
英語を読むときも同じ
例えば、
The new system introduced by the school last year has helped many students study more effectively.
長く見えます。
でも、
The new system has helped many students …
まで取ります。
そして、
introduced by the school last year
はsystemの説明です。
修飾語を一時的に外す
長文で混乱したら、
名詞を説明している部分
を一度外します。
すると、
The system has helped many students.
くらいまで短くできます。
そのあと説明を戻します。
英語では「中心→詳細」
これを意識すると、
- 五文型
- 関係代名詞
- 分詞
- 不定詞
- 前置詞句
がつながってきます。
基本的には、
中心情報を出して、あとから追加する
という考え方です。
英熟語も語順で覚える
例えば、
be interested in
を、
interested=興味を持った
だけで覚えず、
be interested in+名詞
まで覚えます。
I am interested in English.
です。
英単語も「後ろ」を見る
例えば、
listen to music
talk about the problem
agree with him
です。
こうして覚えることで、
英作文でも、
次に何を置けばいい?
が分かりやすくなります。
語順が分かると英単語暗記も変わる
英単語帳で、
provide=提供する
だけを見るのではなく、
provide A with B
まで見る。
すると実際の英文で、
The school provides students with computers.
が出てきても読みやすくなります。
「前から読む」練習に音読を使う
音読は基本的に、
前から後ろへ
進みます。
そのため、一度意味を理解した英文を、
意味のまとまり
で音読する方法があります。
例えば、
Many students / use smartphones / to study English / after school.
です。
スラッシュを入れてもよい
慣れないうちは、
I went to the library / after school / to study English.
のように区切ります。
それぞれのまとまりを前から理解します。
慣れてきたらスラッシュなしへ進みます。
長文全部にスラッシュを引かなくてもよい
これも重要です。
毎回全英文へ、
/
を入れる作業になってしまうと時間がかかります。
特に読みにくかった英文だけで構いません。
語順はアニメ・ドラマでも体感できる
学習塾フィンランドでは、
英語を楽しんで続ける
ことも大切にしています。
例えばドラマで、
I really like this movie.
と聞こえた。
学校で英文を作るより、
実際にこの順番で言うんだ
と感覚的に確認できます。
好きなセリフをそのまま覚える
例えば、
What are you doing?
を、
what
are
you…
と文法用語で毎回分析しなくても、
ひとかたまりの表現
として覚えることもできます。
こうした表現が増えると、語順感覚も作りやすくなります。
漫画の短い会話も使いやすい
漫画なら、
I don’t know.
What happened?
Are you okay?
Let’s go.
など、短い英文がたくさんあります。
短文なら英語の語順をそのまま覚えやすいです。
「楽しむ英語」と「構造の英語」をつなげる
例えばドラマで、
You make me happy.
が出てきた。
その場では、
いいセリフだな
で構いません。
文法学習では、
You / make / me / happy.
というSVOCだと確認できます。
楽しい英語と学校英文法を別世界にしない
ことがポイントです。
高校生通い放題なら「英語の語順」を毎日使える
学習塾フィンランドでは、高校生に通い放題という選択肢があります。
例えば、
月曜
五文型・語順。
火曜
動詞+後ろの形。
水曜
アニメ・ドラマ+リスニング。
木曜
英文解釈。
金曜
英語長文+英作文。
という学習ができます。
語順は一度習って終わるものではない
例えば、
SVOが分かった!
だけではまだ不十分です。
そのあと、
関係代名詞の英文
分詞入りの英文
長文
英作文
で何度も使います。
通い放題だからこそ、
理解→演習→長文→英作文
まで短い間隔で回せます。
学校帰りに30分だけ語順練習でもいい
例えば、
10分
短文のS・V探し。
10分
長文の読めなかった一文。
10分
自分で英文3文。
これだけでも構いません。
通い放題は、
毎回長時間授業を受ける制度
ではなく、
英語へ触れる回数を増やす環境
としても使います。
高1で語順を固めたい
高1では特に、
- 主語
- 動詞
- 自動詞・他動詞
- 五文型
をしっかり理解したいところです。
ここが分かると、
- 不定詞
- 分詞
- 関係代名詞
へ進んだときも整理しやすくなります。
高2では「長い英文でも前から読む」
高2になると英文が長くなります。
そのため、
一文を全部日本語へ並べ替える
のではなく、
英語の順番で情報を追加していく
練習を増やします。
高3では読む速度へつなげる
高3では、
文法的には読めるが時間が足りない
という問題も出てきます。
その場合、
前から意味を取る
ことが読解速度改善の一要素になります。
ただし速度だけを求めて、理解を飛ばさないようにします。
語順が分からない高校生の練習方法
STEP1
短文でS+Vを取る。
↓
STEP2
O・Cを加える。
↓
STEP3
前置詞句を追加。
↓
STEP4
不定詞・分詞を追加。
↓
STEP5
関係代名詞を追加。
↓
STEP6
長文で中心部分を探す。
↓
STEP7
自分で英文を書く。
この順番ならかなり整理しやすくなります。
毎日5文だけでもいい
例えば英文5文について、
Sは?
Vは?
動詞の後ろは?
だけ確認します。
大量に文型問題を解く必要はありません。
少量でも継続します。
英作文を1日3文
例えば、
I like anime.
I enjoy watching anime.
I have a friend who likes anime.
です。
自分の好きなことを英語にすると、語順練習にもなります。
好きなものを英語にする
例えばゲーム好きなら、
I like playing games.
This is a game that I really like.
サッカー好きなら、
I play soccer after school.
I have a friend who plays soccer.
このように、学校英文法を自分の生活へつなげます。
語順チェックリスト
- 英文では主語と動詞を先に探している
- 日本語全文をそのまま並べ替えようとしていない
- 英作文では主語を最初に決めている
- 動詞の後ろの形を意識している
- SVO・SVOCなどを実際の英文で使えている
- 前置詞句を追加情報として見られる
- 関係代名詞が前の名詞を説明すると分かる
- 分詞が名詞を説明すると分かる
- 長い主語でもメイン動詞を探せる
- 英文を前から意味のまとまりで読んでいる
- リスニングでも次に来る内容を予測している
- 英作文で簡単な英文から作っている
語順学習で避けたいこと
日本語を一語ずつ英語へ変換する
語順が崩れやすくなります。
五文型の番号だけ暗記する
英文で使います。
長文を全部きれいな日本語訳にする
必要な場面以外では、意味が取れれば十分なこともあります。
いきなり難しい英文から練習する
短文から始めます。
前から読む=速く読むと勘違いする
最初はゆっくりでも構いません。
最終まとめ
高校英語の語順で重要なのは、
日本語を英語へ並べ替える
というより、
英語の順番で最初から組み立てること
です。
基本は、
主語
↓
動詞
↓
目的語・補語
↓
その他の説明
です。
例えば、
私は放課後に図書館で英語を勉強しています。
なら、
まず、
I study English.
を作ります。
そのあと、
in the library
after school
を加えます。
読むときも同じです。
中心→説明
の順番で処理します。
水戸市で「英語の語順から分かるようになりたい」高校生へ
学習塾フィンランドでは、高校生の英語を重点的に強化しています。
英語について、
単語を覚えているのに読めない
文法問題はできるのに英作文ができない
という高校生には、
英語の語順
から確認します。
具体的には、
主語・動詞
↓
自動詞・他動詞
↓
五文型
↓
不定詞・動名詞
↓
分詞
↓
関係代名詞
↓
英文解釈
↓
長文・英作文
へつなげます。
さらに高校生には通い放題という選択肢があります。
例えば、
月曜:語順・五文型
火曜:動詞
水曜:アニメ・ドラマ+リスニング
木曜:英文解釈
金曜:長文・英作文
というように、英語へ何度も触れられます。
そして学習塾フィンランドでは、
英語を楽しむこと
も大切にします。
好きなアニメ・ドラマ・漫画・YouTubeなどで、
「この語順、学校でやった!」
「この英語がそのまま聞き取れた!」
という体験も増やします。
楽しく続ける×英語の構造を理解する×高校生通い放題×定期テスト・英検・大学受験につなげる
これを高校英語の基本方針にします。

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